生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

花野

2019-09-02 01:30:56 | 日々の暮らし

「なにとなく

君にまたるる  ここちして

出(いで)し花野の

夕月夜かな」    

(与謝野晶子)

なんとなく恋人の面影を思って胸が騒ぐ秋の夜。 心のままにさ迷い歩く花野の美しさと、空にかかる月の光。 幻想的で心に染み入るようだ。

 

「花」は春の季語。

「野」がつくと秋の季語になる。

秋の草花には、萩(はぎ)、葛(くず)、野菊、桔梗、吾亦紅(われもこう)、女郎花(おみなえし)などがある。

春の花に比べ色もはかなくもの寂しい風情がします。

それもまた良し。 秋の味覚の葡萄に栗に柿もまた良し。

天地の恵みに感謝して       

             合掌

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 銀の皿に金のリンゴ | トップ | 憂える心 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日々の暮らし」カテゴリの最新記事