生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

忘れ水

2024-08-12 03:26:48 | 日々の暮らし
野中や木陰を流れ、誰にも気づかれないような水の流れを「忘れ水」といいます。
せせらぎでもない、ささやかな流れ、草陰に見え隠れして、途切れ途切れに流れていることから和歌の世界では途切れそうな恋のたとえに使われたりしています。
どこかでひっそりと流れている忘れ水。
野山で出会うと心のよりどころになったりします。
人生の道でもあなたのような忘れ水に出会えたらほっとすることでしょう。
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菩薩行

2024-08-10 01:36:17 | 日々の暮らし
今日は一休禅師がある人から
「菩薩行とはどんなことなのか」と聞かれた時、「腹立てず、心はまるく、気は長く、おのれ小さく、人は大きく」と書いて答えられた。
菩薩行とは、毎日の行いのことです。
現代にも通じると思います。
1.「腹立てず」これを
 忍辱行(にんにくぎょ  う)といいます。

例えば、お得意様に恥ずかしめられても、腹を立てない。
「おん腹立てまいニコニコそわか」と呪文を何度も
つぶやくとよい。

2.「心はまるく」
心をまるく書いてある。
春ののどかな景色のように、いつも顔色をやわらげて、優しい言葉で人に接すること。

「まるい卵も切りように四角、物もいいようで角が立つ」。

3.「気は長く」
もっと気を大きく持ちなさい。
10年も20年も先をみながらしましょう。

4.「おのれ小さく」
 お得意様に対してリーダーはいつも叱られ役、責任をとらされる役なのです。

5.「人は大きく」
手柄はいつも部下の功績にしてやるぐらいの度量を持ちましょう。

菩薩行はリーダーとしての
「人との接し方」を教えています。
一休さんの言葉に感謝してぃす。
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人は砂時計

2024-08-09 03:23:53 | 日々の暮らし
「苦しみ悩みの
  砂時計
 下の腹に落ちれば
  頭は空っぽ。」
      (私)
頭は常に軽く前向きでいよう。
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魂の里帰り

2024-08-07 04:10:25 | 日々の暮らし
相場の世界に辰巳天井という格言があり、辰年や巳年は空へ駆け上がる竜のように株価が上昇し、高値をつけることが多いといいます。
一昨日からまさに乱高下で山高く谷深し。一喜一憂の日でしたね。
株価は上がったり下がったりしながら、結局は元の水準に戻ることから株価の里帰りと言うそうです。
人生もうまくいかない時には、一度立ち止まって心身を休めると何かが見えてくるものです。
私は「魂の里帰り」と思っています。
あなたの人生もこれから輝くのです。
畑に土休みと言う言葉があります。
心を休ませて、暑い夏をオリンピックの選手の力を借りて乗り切りましょう。
暑気払いです。
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言葉は神様

2024-08-05 07:00:21 | 日々の暮らし
お裾分けには
お福わけという言い方もあります。
残り物を「残り福」ともいう。
大阪今宮神社に御祭りがあるみたいですね。
成る程、残り物でなく
「残り福」をどうぞと差し上げると気持ちが変わりますね。
頂いたものを「お福わけ」と言って差し上げたら
喜ばれますね。
素敵な広めたい言葉だと思いました。
このように、古代では旅人は異文化を教えてくれる
神様だと感じていました。
そのお礼としてお神酒(おみき)を振る舞ったという。
旅人は神様。
人の温もりを感じる言葉も神様ですね。
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