とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

[『家族のゆくえ』吉本隆明

2006年06月25日 10時11分21秒 | 読書感想
全体に軽い文体なので、一気に読めた。 吉本さんは、自分で考えを組み立てていく人なので、成功・失敗にかぎらず、あいかわらず、味はある。(といっても過去の本は、あまり読んでいない) タイトルが『家族のゆくえ』なので、熟年離婚、家庭崩壊、少年犯罪、ニート(この言葉は好きでない)などを、ひっくるめて論じまとめて欲しかったのだが、その点は、後半にいっても、家族なるものの歴史的起源に遡ったきり、現代にもどっ . . . 本文を読む
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