さようなら、はらぺこあおむし . . . 本文を読む
「しろやぎさんから おてがみついた」で始まる有名な唄は、まど・みちおさんの詩なのですね。オリジナルは、すべて平仮名でした。気になるので書いておきます。(『イラクとアメリカ』は読了しました。なるほどね。非常にすっきりしました。けれど、体に沁みこんでくるには、まだまだ読書が足りません。次なる本に突進しております。きちんとした研究者の新書・単行本を読みながら唸りながら考えるのが最近私が気に入っている手法です。憲法は、憲法学者、歴史は歴史家の本を読んで考えていきたいと思っています。) . . . 本文を読む
『イラクとアメリカ』と格闘中なので、『いわずにおれない』まど・みちおのエッセーは、ぱらめくり状態です。が、おもしろいなあと思ったことを書きとめておきます。童謡「ぞうさん」の読み方です。 (『いわずにおれない』は、以下の7章立ての本なのですね。 第一章 ぼくがボクでいられる喜び..... 第二章 一匹のアリ、一輪のタンポポにも個性がある..... 第三章 身近にある物たちも、いのちのお母さん....... 第四章 宇宙の永遠の中、みんな「今ここ」を生きている...... 第五章 言葉で遊ぶと心が自由になる......... 第六章 体って不思議。老いだって面白い......... 第七章 生かされていることに感謝..........) . . . 本文を読む
まど・みちおの詩集は初めて手にしました。そのまえに読んだのは『どうぶつたち』という絵本ただ1冊でした。今回他に、『いわずに おれない』というエッセーも同時に初めて手にしました。シンプル好きのわたしは、いいなあ、と感動しました。それで、まだ全部は読んでいないのですが、すこし、まど・みちお氏の足あとを、たどってみたくなりました。 . . . 本文を読む
もう一つ、パトリック・ベンソンのすばらしい絵をご堪能ください。人生本番の関所は、「職業の選択」「恋愛」「配偶者の選択」(『こころの旅』神谷美恵子より)巣立ちのテーマを扱った絵本で、一度読んだら忘れられない本です。(児童図書館・絵本の部屋) . . . 本文を読む
この絵本は、「愛するとは、どういうことか」を見事な作品にしたすばらしい絵本だと思います。パトリック・ベンソンは「あどけなさ」をほのぼのと描けるユニークな画家で、こころが芯からあたたまります。この絵本に出あったときには、感動の火花が散りました。3才から読める絵本だそうです。久山太市氏/やく、で気持ちよく読めました。
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アメリカ絵本黄金期の作品をはなれ、いよいよイギリスの絵本に手をのばそうかと考えております。今日、『6ペンスの唄をうたおう』という本が届きました。現代絵本は、19世紀半ばにイギリスで生まれたということなので、避けては通れない関所のようなので........ . . . 本文を読む
僭越ですが、もう1冊、デュボアザンの絵本をご紹介したい衝動を抑えきれません。これは、「お金持ちなったら」という前提で、動物たちがうきうきと夢えがく愉快なお話です。デュボアザンのユーモアあふれる絵と、乾侑美子さんの粋な訳文が、みごとに、やわらかな風刺音楽を奏でることに成功した絵本だと、私は思っております。主人公は、今度は、がちょうのペチュニアと農場の動物たちです。要約ですべてネタをばらしますが、要約とは骨と皮であります。本物の絵本は、十分に骨と皮に対抗できる「ふくよかな頬・レベルの高い音楽性」で楽勝できると踏んだ確信犯です。(童話館出版) . . . 本文を読む