「最高かよ♪」りくりゅう!トロントで充実のトレーニング❤︎
2022/05/17
急な話だったという、新ペア結成の経緯
2019年11月22日 10:13更新
東海ウォーカー
木原選手(以下、木原)「2019年7月の末に彼女たち(三浦・市橋)がペアを解消した後にお話をいただきました。その頃自分は古巣の邦和スポーツランドで働いていたんです。貸し靴の業務だったり、宿直業務だったりを経験させていただいて、今までそういった経験がなかったので楽しくやっていました。正直もうペアには戻らないかなと思い、8月も遊ぶ予定を入れていたくらいです。そんなとき7月末にお話しを急遽いただいて、8月12日には、カナダのトロントに渡りました。ビザも用意してなくて何も準備がない状態で行きました」
まだペアを組んで期間は短いが、お互い好印象を感じながら練習ができているそう。
木原「彼女は恐怖心に打ち勝てる心を持っています。初めてのことでも怖がることなくできるので、やっていて滑りやすいと思います」
三浦選手(以下、三浦)「木原選手は安心感がすごいです。リフトは絶対に落とさないと言ってくれるので。最近は落ちてもいいや、くらいに思えるようになりました。安心し過ぎて、もういいや、みたいな(笑)」
木原「それはやめてください(笑)」
トロントの新たなホームリンクでは、コーチ、チームメイトらと充実した環境で練習に励んでいるという。
木原「ブルーノ・マルコット、メーガン・デュハメル、もうひとり、ブライアンという先生の3人で回していて、他にプログラムのブラッシュアップをしてくれるアイスダンスの先生がいて、コーチ陣は総勢5人ほどです。コーチングの体制が日本とは全然違います。また、昨年までのチームはペアが1組だけでしたが、今のチームには8組います。ロッカールームでもひとりじゃないですし、つらい時でもチームメイトが応援してくれます。練習中にうまく行かないことがあった時も、パートナーを交代して試して、その場ですぐに、あなたの方が悪いからやり方を直して下さいと先生から指示が出ます。以前は他にペアがいなくて、そういった確認方法が取れなかったため、改善するのに時間がかかっていました。今は凄く楽です。ああ、こういったやり方もあるんだなと、カナダでは色々勉強できて楽しいですね」