歌手、アグネス・チャン(68)が28日、ブログを更新。米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(29)が元通訳の水原一平氏(39)の違法賭博問題について、「僕の口座からお金を盗んでみんなに噓をついていた」と語ったことについて言及した。
アグネスは「大谷翔平選手の口座から通訳の方が勝手に大金を送金した事に、色んな意見が出てます」と前置きした上で、「あまり口を挟みたくないが、自分の実体験を話して見ます」と報告。「私はオンラインバンキングを避けています。でも母の代わりにオンラインバンキングの操作を任された事があります。ホームページの言葉は英語でした」と説明し、英語が堪能な自身にとっても「やり方が難しくって、戸惑いました」と明かした。
アグネスは「その場で通訳さんがパスワードなどの情報を手に入れた可能性はあります。外国の銀行は小さな『Token』というディヴァイスをくれます。そこから随時に番号が記されるのです。送金する時に、パスワードの他に、そこで記された番号も記入しないといけないのです。そのTokenは安全な場所に置いとかないと危険です。みなさんはよく家の鍵と一緒に持ち歩く場合が多いそうです。通訳さんは大谷選手の携帯やパソコンを使って、パスワードとTokenに記された番号をオンラインの送金ページに記入すれば、口座にあるお金を簡単に送金出来ます」と解説。「その手口を使って、通訳さんは大谷選手からお金を盗んだかもしれないのです。日本や香港のバンクのようにお金が動いた時に、携帯にメッセージが来ることは無いです。頻繁に口座をチェックしないと、お金が動いた事は分からないのです。だから私は大谷選手がお金が盗まれた事さえ気付いていなかったのはあり得ると思います」とした上で、「通訳さんが勝手にお金を送金した可能性大です」と記した。
「本当の事は分からないが、私は大谷選手は被害者だと思います」と記し、「勿論これは私の勝手な憶測です」と断りを入れた上で、「大谷選手、どうか気持ちを整理して、試合に集中して下さい。大勢の方が応援しています」とエールを送っていた。