【フィギュア】“りくりゅう”三浦璃来&木原龍一組が4大陸選手権初優勝 高地開催全力出し切る
日刊スポーツ新聞社 - 15 分前
(日刊スポーツ
「フリーは日本時間の午前6時55分ごろ開始。りくりゅうは堂々の最終滑走で同8時43分ごろ登場する予定だ。(米コロラドスプリングズ=木下淳)」)
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<フィギュアスケート:4大陸選手権>◇11日(日本時間12日)◇米コロラドスプリングズ=ブロードモア・ワールド・アリーナ◇ペア・フリー
前日のショートプログラム(SP)で首位発進した「りくりゅう」三浦璃来(21)木原龍一(30)組(木下グループ)が、4大陸選手権初優勝を飾った。フリーも137・05点の1位、合計208・24点まで積み上げた。
最終滑走。サイド・バイ・サイドの3連続ジャンプ、3回転トーループ-2回転トーループ-ダブルアクセル(2回転半)では2回転半の着氷で木原にわずかな乱れ、続く3回転サルコーでは三浦にも乱れがあったが、その後のスロージャンプも踏ん張り、必死に滑り抜いた。
演技を終えると木原が膝からリンクに崩れ落ち、三浦もうずくまった。標高1800メートルを超える高地。酸素が薄い中で全力を出し切った。あいさつでは互いにしっかり手を握り、笑顔で観客の声援に応えた。木原はリンクを降りて得点を待つキスアンドクライにたどり着くまでも、苦しそうに四つんばいで移動した。