とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

むしったハーブ

2007年10月04日 06時59分16秒 | 園芸
 みなさま、おわかりですか?
全面のハーブの花がまったく咲いていないことを。
これ、わたしが、この夏にてっぺんを全部むしってハーブティーにして飲んじゃったのです。
ちょろっと赤いのは、松葉ボタンです。まだ咲いているのは、昨年の種が、遅れてベランダの隅っこに勝手に芽吹いたからです。拾ってハーブのプランターにつっこんだんのです。

 我が家では、まだ一人だけ,息子が家に残っていますが、もう大きくなっているので家族全員が、自分のお気に入りの紅茶ポットを自分のアイテムとしてかかえこんでいます。安物ですが。(笑い)

 親は体力減退、雑用とストレスに埋もれているので、紅茶ポットで緑茶でもコーヒーでもなんでもいれる。息子は悩むと言っても、こちらからみればまだまだ気楽で、体力もあふれているので一番たくさんアイテムを揃えている。
 
 この夏、猛暑の期間、久しぶりに帰って来た長男が、結局5週間いました。そして、私のアイテムの小さなガラスの紅茶ポットをみごとに割ってくれました。
 代わりに100円ストアーの陶器の紅茶ポットを買って置いていきましたが。ホロリ。

 若いころから下宿して、学生もどきの事をふらふらとやってきたので久しぶりに家庭料理を食べたがり、急に大食漢を養ったので、実は、それも疲れのもと。花の水遣りに神経がとがっているところへもってきて、パンを何斤も買ってきても、すぐなくなり、お米もすぐなくなるので、ほとんどヒステリーをだしながら、パンやお米の大袋を暑いさなか、買いこんできたりして、毎日食料の買い足しに歩いて心中はカンカン。でも、それは互いに間が悪かったというもので、猛暑にむかってヒステリーをぶつけていました。

 今度は白い紅茶ポット。100円でも、うれしいものです。第一、これでお茶が飲めるし、ああ、それ以上に、長男がこんなにゆっくり滞在したのは15年ぶりでしたから。記念品といったところ。まあ、猛暑が終わって冷静になれたから、こんなこと言えるのですが.....
 
若者は、健康志向が強いところがあるようで、市販のシャンプーやリンスを使うと、べたついて頭が痒いという。自分で無添加の石鹸を買ってきて、クエン酸をやっと見つけてきたぜと、適量を水にとかして手製のリンスの原液をつくり、無印良品の売り場へ飛んで行き、気に入った香りのエキスを買ってきて、たらして手製リンスを完成させていました。「ああ、さっぱりした」と喜んでいました。
 その石鹸の一部とリンスの原液も置いていってくれたのです。が、それを使うと、私はこころなしか、頭が痒い。私は、息子にあわせてサッパリしすぎると良くないようです。

 そうだ、寝る前にハーブティーを飲んでから寝よう。

 また、ハーブをむしりに行きます。ハーブの花が咲かないのは、私のヒステリーの記念。そういえば、紅茶好きの長男に、ハーブを奨めてみたのですが、「なに?このくさい草」と眉根をよせて、おしまい。「ぼく、ローズマリーの香りは好きだけどね」

 でも、あとで園芸百科を調べたら、長男の頭にはリンスしかなく、勘も正確なのがわかった。

”ローズマリーは、油や酢の香りづけに、また洗髪時のリンスがわりにもなる。” 
 
 それでは、本当に、お休みなさい。
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