今朝も牧太郎さんのブログ記事はするどい。実体経済からかけ離れた株価の好景気。これは年金などをつぎこんだ安倍晋三の見せかけ「官制相場」と私も思う。おかしすぎる。いつバブルがはじけるか?本当に年金の運命が心配だ。
「安倍バブル」は必ず弾ける運命?
(要約)
7日の東京株式市場。日経平均株価(225種)が続伸し、平成8年6月に記録したバブル経済崩壊後の終値最高値2万2666円80銭を一時突破した。
兜町は大騒ぎ!というが、どうかしている。
大体「株価」を政策目標にする政治なんて狂っている。「日米首脳会談が成功したから」なんて解説をする馬鹿もいる。成功も、失敗もない。会談は20分ぐらい。記者会見の段取りを話しただけなんだから。
日銀のマネーサブライズが続ければ、バブルが起き、必ず崩壊する。
毎日新聞のコラム「牧太郎の大きな声では言えないが・兜町の慢心?日銀の慢心?」を読んでくれ!(2017年10月24日)
三菱東京UFJ銀行が、90店舗統廃合する時代だ。大手銀行だって、危ういのに。
すみません。無料会員の登録済なので全文を読ませていただきました。おかしいと思うことのからくりが書かれている。↓
牧太郎の大きな声では言えないが… 兜町の慢心?日銀の慢心?
毎日新聞2017年10月24日 東京夕刊
(要約)
衆院選公示後の13日、東京株式市場の日経平均株価が約21年ぶりに2万1000円の大台に乗った。
しかし、本当に喜ばしいことなのか?
確かに安倍政権になって株価は上がった。2012年12月26日の安倍政権発足の前日、日経平均終値は1万80円。5年近くで2倍に上昇した。上場株式の時価総額も2倍、市場参加者の資産も2倍!とはしゃいでも結構である。
でも、ちょっと待ってくれ! 株に無縁の「大多数の国民」の懐は「5年前」と変わらない。中小企業のサラリーマンは「安月給」を嘆いている。
しかも、である。この株高は「官製相場」である。14年10月、政府は130兆円の年金資金を運用する「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」の資産のうち、国内株式が占める割合を12%から25%に引き上げることを決めた。
日銀も年間6兆円に上る投資信託の購入を通じ、公的マネーで株を買い支えている。先進国の中央銀行ではやっていない「禁じ手」。だから、投資家が売っても株価はあまり下がらない。
今の株高は「実力」ではない!と僕は思う。
日銀総裁が“ばくち打ち”になったら? 「年金の運命」が心配でならない。(客員編集委員)