知る人ぞ知る石川達紘元東京地検特捜部長が死亡事故を起こす。車 を運転して店突入。「検察一家」は大激震だろう。なんだかいろいろな意味で特捜部終焉の雰囲気。
店に車突っ込み男性はね死亡 運転は元特捜部長の78歳弁護士
NHK 2月18日 14時32分(動画) https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180218/k10011334131000.html
18日朝、東京・港区で、78歳の弁護士が運転する乗用車が歩道に乗り上げ、歩行者の男性がはねられて死亡しました。運転していた弁護士は東京地検の元特捜部長で、警視庁は運転操作を誤った可能性があると見て、事故の原因を調べています。
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18日午前7時半前、東京・港区白金の直線道路で、乗用車がガードパイプをなぎ倒して歩道に乗り上げて、歩いていた男性をはね、そのまま道路脇の金物店に突っ込みました。
この事故で、はねられた足立区の自営業、堀内貴之さん(37)は病院に運ばれましたが、まもなく死亡しました。
また、乗用車を運転していた東京地検の元特捜部長で、神奈川県鎌倉市の石川達紘弁護士も足を骨折する大けがをしました。
金物店は当時、シャッターが閉められていて店の人にけがはありませんでした。
警視庁によりますと、事故の前、石川弁護士は現場からおよそ200メートル手前の路上に車を止めて、知人がトランクに荷物を入れている最中に、急に車を発進させたということです。
警視庁は石川弁護士がアクセルとブレーキを踏み間違えるなど、運転操作を誤った可能性があると見て、事故の詳しい状況を調べています。
石川弁護士は東京地検特捜部長など歴任
石川達紘弁護士は、昭和40年に検察庁に入り、東京地方検察庁の特捜部長や名古屋高等検察庁の検事長などを歴任しました。退職後は、第一東京弁護士会に所属し、港区の事務所で弁護士を務めています。
金物店の店主「地震のような衝撃 感じた」
この事故で車が突っ込んできた金物店の店主は「2階で家族と寝ていたところ、突然大きな地震のような衝撃を感じた。店の外の状況を見たら、車と店の間に人が挟まれた状態で、車の運転手は頭から血を流し、外に出られない状態だった」と話していました。
現場近くの人「相当なスピード出ていた」
事故現場近くにいた40代の男性は「建物が揺れて最初は地震かと思いました」と話しました。近くの防犯カメラには事故の直前の乗用車の様子が写っていたということで、男性は「反対車線を走っていた乗用車が、店の手前でだんだん右に曲がり金物店に突っ込んだ。直後には、何かの破片が飛び散っていました。早朝で通行する車も少なく、相当なスピードが出ていてブレーキをかけた様子もなかったです」と話していました。