『脱原発 ドイツにできて日本にできない訳』ドイツの哲学「原発は倫理的に許されない」ドイツ大統領は言った「日本は自然とともに生きる国ではなかったのか」、福島事故を経ても原発推進の日本には哲学がない
DMMサロン 古賀茂明時事政策リテラシー向上ゼミ 古賀茂明TV2023年4月号PART1 『脱原発ドイツにできて日本にできない訳』
2023年4月15日に脱原発を完了したドイツ。
カーボンニュートラルの目標がEUよりも早い。 EUは2050年、日本も同じ。
ドイツは、これを45年に前倒し。 中期目標でも30年にドイツはCO2を90年比65%削減、40年に88%削減!
日本は13年度比46%。
ウクライナ危機でロシア産天然ガスの供給急減。 緊急避難で石炭火力を拡大、3割程度の依存。 メルケル政権の脱石炭火力目標2038年をショルツ政権は30年に前倒し。
ドイツの石炭は自国産、石炭産業がなくなるということ。 それでも脱石炭は揺るがない。
2022年12月末の脱原発を4カ月半延長したが、再度の延長を排除し、脱原発達成。
その裏にある、哲学とは? 2012年ドイツ大統領が驚いた日本の決断。 それから10年、日本は原発推進に舵を切る。 もう一度立ち止まって考えるべき時ではないのか。