独自 旧統一教会側が選挙前に「推薦確認書」 署名した自民党議員が証言「一種の政策協定だと理解」
旧統一教会側が国政選挙の前に自民党の候補者に対し、政策に賛同するよう記した文書への署名を求め、一部の議員が応じていたことが分かりました。 自民党 斎藤洋明衆院議員 「(旧統一教会の)関連団体との確認書という文書が出てまいりました。私は、一種の政策協定だと理解してました」 こう話すのは、新潟3区選出の自民党・斎藤洋明衆議院議員。去年の衆議院選挙で、「一種の政策協定」を旧統一教会側と結んだと明らかにしました。
選挙前、地元の事務所に旧統一教会の関係者が「推薦確認書」と題された文書を持参し、斎藤氏の署名を求めたというのです。 自民党 斎藤洋明衆院議員 「先方からの説明は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の方向性を知ってもらったうえで、その応援を受けるかどうか判断するための材料だということでの文書だった」 推薦確認書には、教団側が掲げる憲法改正の推進や、家庭教育支援法の制定、同性婚やLGBT問題への慎重な対応などの政策に賛同するよう求める内容が記されていたといいます。
斎藤議員は、この文書に署名。選挙では、教団側から電話かけなどの支援を受けました。 自民党 斎藤洋明衆院議員 「(文書の)内容を見たうえで、概ね政策の内容は一致していて、かつその当選後ですね。100%その通りに活動するわけではないということもご理解いただけるということだったのでサインした」 斎藤氏は教団側が掲げる政策と自身の政策は、もともと大筋で方向性が一致していたと説明し、推薦確認書が自身の政策に影響を及ぼすことはなかったとしました。
これまでのJNNの取材に対し、別の国会議員も選挙前に推薦確認書への署名を求められたことを認めたうえで、政策的な方向性の違いから署名を断ったと明かしています。 岸田総理は、自民党の政策が特定の団体から「不当な影響を受けているということはない」としていますが、野党は追及の構えを示しています。
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10?20【LIVE】「質問権」行使で 旧統一教会が緊急会見
【ライブ】旧統一教会が会見 岸田総理の“質問権”行使表明への受け止めは?(2022年10月20日)| TBS NEWS DIG
「恐ろしい…」「マジで信じられん」――。
そんな声がネット上でこだましている。
旧統一教会をめぐって、岸田文雄首相が「質問権」を行使し、組織を調査する方針を示したことを受けて、教団側が20日午後2時から記者会見を行った。
勅使河原秀行・改革推進本部長は「質問権が文化庁から来たときは、誠実に対応させていただく」と強調。また、元妻が信者の橋田達夫さんに面談を断られたのに自宅を訪問した理由について「会って話を聞きたかった」と釈明しつつも「言論を封殺するような圧力をかけたというのは全く違う」と反論した。
問題なのはここから。勅使河原氏は「全国68教区の内、信仰2世を任命した」と唐突に発表。2世信者の救済を目的としたもので、黒いスーツの20名の新区長が登場した。さらに、前出・橋田さんの元妻の発言をVTRで流すなど、異様な会見となった。
これにネット上も戦慄。「謝っといてVTR流すって…」「何なんだこの人は…」「怖すぎる」「マジで信じられん」などの意見が飛び交っている。
同会見を生中継していた読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」も対応に追われた。元妻のVTRが流れる前に「個人情報に関わる問題なのでいったん止めます」とアナウンスし、中継を中止した。
旧統一教会問題を追及する紀藤正樹弁護士は一連の会見に「宗教人として重要な守秘義務がされていない」とバッサリ。さらに新教区長に任命された20名の教区長についても「女性がいない。これは統一教会の教義である男尊女卑を表している」と厳しく批判した。
2022/10/20【速報】旧統一教会側が推薦確認書 国政選挙で自民議員に要請
そもそも「政策協定」って?選挙との絡みは?自民の“点検結果”に問題点浮上(2022年10月20日)