両陛下が千葉などに災害お見舞金 台風15号
天皇、皇后両陛下は2日、台風15号により甚大な被害を受けた千葉県と東京都に対し、宮内庁を通じて見舞金を贈られた。また、8月の大雨で被害を受けた佐賀県に対しても同日、見舞金を贈られた。
上皇ご夫妻は譲位前、地震や大雨などの自然災害で被災した都道府県に度々見舞金を贈られてきたが、両陛下が即位後、災害見舞金を贈られるのは初めて。
宮内庁によると、両陛下は報道を通じて状況を見守るなど、常に被災地の様子を気にかけられているという。天皇陛下は先月28日に茨城県で開催された第74回国民体育大会開会式で、台風15号の被害に触れ、「復旧が一日も早く進むことを心から願っています」と述べられていた。