悠仁さまの筑附高進学 紀子さまがこだわった「学歴」という箔付け
2022/2/24 ポストセブン
2月23日、天皇陛下が62才の誕生日を迎えられた。同日、陛下は皇居・宮殿で、三権の長らからの祝賀を受けられた。例年であれば、祝賀の儀にお出ましになるのは陛下おひとり。しかし今年は、皇后雅子さまもご一緒に祝賀の儀に臨まれることが事前発表された。
「招待者も配偶者同伴での参列に。これまでご夫妻で力を合わせ、さまざまな困難を乗り越えられてきた両陛下ならではの“令和スタイル”を押し出し始めていらっしゃるのでしょう」(皇室記者)
まるで、その慶祝の日が過ぎるのを待ち構えているかのように、翌24日、茨城県つくば市で、ある緊急会見が行われる予定だ。会見を取り仕切るのは国立大学法人「筑波大学」。秋篠宮家の長男・悠仁さまがこの春に進学される筑波大学附属高校(筑附高)の運営母体である。宮内庁から、悠仁さまの筑附高進学が発表されたのは2月16日のことだった。
「発表以降、筑波側にはメディアや、説明を求める保護者、OBらからの問い合わせが殺到したため、会見を開くことになったようです。『提携校進学制度』にも触れるとみられ、そうなると宮内庁や秋篠宮家とも協議の上で、天皇誕生日のおめでたい日を避ける日程が組まれたのでしょう」(前出・皇室記者)
提携校進学制度は、お茶の水女子大学と筑波大学の間で結ばれている連携協定の1つだ。両大学の附属校に通う生徒が、進学時に他方の附属校に入学できるというもので、悠仁さまはこの制度を利用して筑附高に進学された。だが、制度には不透明な点が多くある。
「一般受験合格者数も、内部進学者数も公表されるのに、制度利用者数は非公表。在校生さえ制度の仕組みはよく知りません。もともと面接とレポートなど“学力”以外の側面で合格者を決めるはずでした。それなのに2月13日に行われた筑附高の一般入試を悠仁さまが受験された経緯などはわかっていません。そもそも、2017年に制度が作られた経緯に、悠仁さまの進学を見越した紀子さまの意向があったのではないかと囁かれています」(前出・皇室記者)
不可解な制度の“つじつま合わせ”のために大学が会見を開かざるを得ないなど、周囲は大きく翻弄されている。悠仁さまは現在15才。もう数年で成人すれば、公務を担われることになる。宮内庁関係者は、こんな心配を吐露する。
(中略)
昨年20才を迎えられた愛子さまが成年行事に臨まれると、その品格あふれるお姿に、待望論はさらに高まった。皇室はもちろん、国民の期待を一身に背負って男子を産んだのに、なぜ──紀子さまが焦りを感じられるのも無理からぬ話だった。
「紀子さまは、愛子さま以上に悠仁さまが将来の天皇にふさわしいと、世間を納得させなければならないとお考えになったのではないでしょうか。その箔付けの1つが『学歴』だったのでしょう。悠仁さまが、たとえば東大に進学されれば、史上初の“東大出身天皇”になり、国民も信頼を厚くするかもしれない。そのためには、高偏差値の高校への進学が必要だった。そうして導き出されたのが、筑附高という選択肢だったのでしょう」(前出・宮内庁関係者)
※女性セブン2022年3月10日号