2022/8/15日テレ【解説】“統一教会”との関係…新閣僚ら次々と 党として調査をしない2つのワケ
(【参考】日本テレビ放送網株式会社 wiki
- 1951年
- 1952年
- 7月31日 NHKに先んじて、日本で最初のテレビ放送予備免許を取得。
- 10月15日 創立総会を開催し、正力松太郎を社長に選出。
- 10月28日 会社設立(資本金2億5千万円)。設立資金は正力からの要請を受けた池田勇人大蔵大臣が、財界人に声をかけ資金を調達した
正力 松太郎(しょうりき まつたろう、1885年(明治18年)4月11日 - 1969年(昭和44年)10月9日[2])は、日本の内務官僚、警察官、実業家、政治家およびCIAの協力者。
読売新聞社社主、日本テレビ放送網代表取締役社長、読売テレビ会長、日本武道館会長等を歴任。また、読売ジャイアンツ創立者であり初代オーナー)
プロ野球の父、テレビ放送の父、原子力の父とも呼ばれる
1945年(昭和20年)
市早苗大臣 旧統一教会との関係「知らなかった」に『キリスト新聞』編集長が「なめんな」と激怒
【写真あり】バイク愛好家でもある高市議員。29歳当時のバイクにまたがったマブシイ写真
14日夜、自身のTwitterには、 《入閣の変更が無かったことに戸惑い、今も辛い気持ちで一杯です》 と“愚痴”を呟いた。高市氏は、過去に旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の関連企業である、世界日報社が発行する月刊誌『ビューポイント』の対談記事に登場したことが報じられており、批判が殺到している
「今回の入閣で、今後も大臣として、旧統一教会との“親密関係”について批判を受け続けることになります。こうした処遇に不満を持っているのでしょう。しかし、政治家が大臣に就任するのに『辛い』とこぼすのは異例ですね」(政治部記者)
高市大臣に批判が殺到する一因は、本人の弁明があまりに拙いからだ。自身のTwitterでは、対談記事への出演について、 《対談掲載誌が旧統一教会関連団体の媒体だとは、当時は知るすべもありませんでしたが、21年前に接点があった事実は変わりません》 と投稿し、旧統一教会との関連について知らなったと弁明したうえで、 《日本で一部の情報検索サービスが開始されたのは、2001年の対談の5年前ですが、事務所では未だ利用していませんでした。スマホが初めて米国で販売されたのは、対談の6年後。今ほど手軽に様々な活字媒体の背景を調べることは困難な時代でした》 と、苦しい言い訳をした。
これに対してTwitter上で 《素性の分からない月刊誌で対談なんかするわけないだろ! こちとらどんだけ「宗教」を理由に依頼を断られてきたと思ってんだ!! なめんな》 と怒りの投稿をしたのは、『キリスト新聞』の編集長である松谷信司氏だ。『キリスト新聞』は、1946年に創刊したキリスト教系専門紙の老舗。宗派を問わず、キリスト教にまつわる情報を発信している。
松谷氏に取材を申し込むと、あらためて「高市氏の言い分は信じられない」と語った。 「私たちは、おもにタレントさんや文化人、俳優さんなどに取材を申し込んでいます。できれば、キリスト教徒ではない人にも取材したいと考えていますが、断られることは多いです。
事務所からは『政治と宗教については一律にお断りしています』と言われることが多いですね。弊紙はキリスト教にまつわるものというだけで、特定の宗派や思想的な色があるわけではありませんが、それでもハードルは高いんです」
もちろん、『キリスト新聞』は“宗教名”が前面に出ている媒体だ。だが、政治家を含む著名人が、取材する側の“色”を事前に把握しないわけがない。
「取材依頼を受けた段階で、取材の趣旨はなにか、その媒体がどういうものであるかは、企画書などを通じて必ず確認するはずです。メディア関係の方ならとくに分かっていただけると思いますが、取材というのは双方のメリットが一致して、初めて実現するものです。出演するほうは、謝礼や宣伝、支持者拡大などのメリットを考えて出演するし、メディア側にも、その人に依頼をするだけのメリットがある。
とりわけ右派論壇に近い高市氏が、『ビューポイント』がいかなる媒体であるか、知らないわけがありませんよ」(松谷氏)
逆に、本当に雑誌の“素性”を知らなかったとすれば、高市大臣のメディアリテラシーが危ぶまれるということだ。いずれにせよ政治家として、批判されなければならない。
旧統一教会と政務三役の関係「調査行う必要ない」…政府答弁書を閣議決定
改造内閣が発足後、閣議に臨む岸田首相(奥中央)ら(10日) 【読売新聞社】
政府は15日、「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)と閣僚ら政務三役の関係について「個人の政治活動に関するもので、調査を行う必要はない」とする答弁書を閣議決定した。
また、別の答弁書では、2015年に統一教会から名称変更された経緯に関し、当時の首相や官房長官からの問い合わせについて「現時点で確認されていない」とした。
報告書は毎年発行される「内外情勢の回顧と展望」で、「特異集団」という項目で具体名は伏せて複数の集団に言及。05年分では「我が国で在日韓国・朝鮮人の糾合を目的とする新組織を設立し、在日関係者を取り込んで勢力拡大を図る動きをみせた集団」について記載した。06年分でも「新組織への結集を目指し、在日関係者を韓国の大会に参加させるなどして、在日組織との間であつれきを生じさせる集団」に触れ、「危機感や不安感をあおって勢力拡大を図り、不法事案を引き起こすことも懸念される」と指摘した。
政府は今回の答弁書で、いずれも旧統一教会を指すと認め、特異集団を「社会通念とかけ離れた特異な主義・主張に基づいて活動を行う集団」と定義した。
一方、第1次安倍政権下の07年分では特異集団の項目がなくなった。理由について答弁書は「時々の公安情勢に応じて取り上げる必要性が高いと判断したものを掲載している」とした。(田内康介)
萩生田光一政調会長、生稲晃子氏の選挙支援を統一教会に要請か 教会関係者は「萩生田さんは家族同然」
配信 デイリー新潮
萩生田氏は統一教会との関係について、これまで、意図したものではなかったと弁明している。ところが、統一教会の関係者は「実情は違う」と反論する。萩生田氏は2009年、自民党が下野するきっかけとなる衆院選で落選し、12年まで3年間、浪人生活を余儀なくされているが、 「ちょうどその間、月に1~2回のペースで八王子市内の教会施設を訪ねてくれました。その施設は3階が講堂になっており、そこに数十人の信者を集めて演説をなさっていたのです」 そして、萩生田氏の演説の場では“ある特別なお触れ”が出されたそうだ。 「萩生田さんがみんなの前で演説する場合、教会長や青年部長ら幹部が“ビデオは回さないように”と信者たちに指示していました」 どうやら証拠を残さぬように、という意図らしい。
信者に取って萩生田氏は「家族同然」
さらに、 「今さら、統一教会との関係を一切なきものにしようだなんて、人間として薄情すぎやしませんか。以前は、礼拝を兼ねた日曜日のバーベキュー大会にジャージ姿で駆け付けてくれたりもしてたんです。萩生田さんが来ると、やっぱりその場がパッと盛り上がるし、みんなそうやって楽しく過ごした時間を覚えています。信者たちからすれば“家族”同然だと思っていたんですから」 地元八王子の政界関係者によると、毎年クリスマス・イブの前後に八王子市内の宴会場で、統一教会の関連団体である「世界平和女性連合」が主催するクリスマス会に、萩生田氏の秘書は必ず出席し、本人も夫人同伴で何度か顔を出していたという。
生稲氏の支援を統一教会に要請
萩生田氏と統一教会の関わりは、先の参院選にも影響を及ぼしていた。 東京選挙区で初当選を果たした元おニャン子クラブのメンバー・生稲晃子氏。彼女の擁立工作を主導した萩生田氏は選挙中、生稲氏を伴って八王子市内の統一教会関連施設を訪ね、支援を要請していたというのである。この件について、生稲氏の事務所に質すと、 「八王子での演説終了後、演説を聞いていた方から、“ここに来られなかった仲間が近くにいるので生稲さんのお話を直接聞かせてもらいたい”とのお話しがあり、スタッフが相談をして次の日程への移動の合間に(教会の施設に)立ち寄らせていただきました。その際に(演説の)現場にいらっしゃったご地元の萩生田先生に同行していただきました」 萩生田氏は生稲氏とともに施設に立ち寄ったことを認めた上で、自身と教会の関係については、 「選挙の際、当方から支援依頼をしたことはなく、選挙戦のお手伝いをしていただいた事実はありません。旧統一教会が主催する礼拝やバーベキューに参加した事実はございません」 と回答した。8月17日発売の「週刊新潮」では、統一教会ベッタリ内閣の全容について詳報する。 「週刊新潮」2022年8月25日号 掲載