【トランプ前大統領】スパイ防止法違反や司法妨害など37の罪…起訴状を公開 機密文書には“防衛力”や“核計画”の情報も
アメリカのトランプ前大統領が退任時に政府の機密文書をホワイトハウスから違法に持ち出したとして起訴された事件で、9日、起訴状が公開されました。トランプ氏はスパイ防止法違反など37の罪に問われています。 公開された起訴状によりますと、トランプ氏はスパイ防止法違反や司法妨害など37の罪に問われています。有罪になった場合、スパイ防止法は最長10年、司法妨害は最長20年の懲役が科せられる重罪です。
起訴状では、トランプ氏が持ち出してフロリダ州の自宅に保管していた機密文書には、アメリカと外国の防衛力に関する情報や、アメリカの核計画に関する情報などが含まれていたとしています。また、機密文書の返還を求められたトランプ氏が、「ここには何もないと言った方がよいのではないか」という趣旨の発言をしたとも指摘しています。