毎日新聞
政令市の大阪市を廃止し、四つの特別区に再編する「大阪都構想」の賛否を問う住民投票が1日午前7時、市内365カ所の投票所で始まった。大阪市を廃止し、特別区を設置することに「賛成」か「反対」かを書いて投票する。投票は午後8時で締め切られ、午後9時からは市内24開票所で開票が始まり、深夜には賛否の大勢が判明する。
都構想の住民投票は2015年に否決されて以来、2度目。今回、賛成が反対を1票でも上回れば、大阪市は25年1月に解体され、淀川、北、中央、天王寺の各特別区に再編される。賛否同数か反対多数の場合は、都構想は廃案となり、大阪市は存続する。告示された10月12日現在の選挙人名簿登録者数は223万6504人。