農水幹部６人、接待で処分 不祥事続発、政権に打撃 2021年2月25日 19時38分 （共同通信）

農水幹部６人、接待で処分　不祥事続発、政権に打撃

2021年2月25日 19時38分 （共同通信）

　記者団の取材に応じる農水省の枝元真徹事務次官＝２５日午後、農水省

　農林水産省は２５日、鶏卵を巡る贈収賄事件で在宅起訴された鶏卵生産大手「アキタフーズ」グループの秋田善祺元代表から会食の接待を受けたとして、枝元真徹事務次官（５９）ら３人を減給１０分の１（１カ月）、３人を戒告や訓告とし、計６人を処分したと発表した。国家公務員倫理法に基づく倫理規程に違反したと判断した。野上浩太郎農相は閣僚給与１カ月分を自主返納する。

　会食には菅義偉首相に近く、収賄罪で在宅起訴された吉川貴盛元農相が参加。菅氏の長男が絡んで１１人の処分者を出した総務省の不祥事に続き、農水省でも国家公務員接待が処分に発展。政権に打撃となるのは避けられない情勢だ。

 

 

農水次官ら6人処分　元大臣と鶏卵業者の会食に同席(2021年2月25日)

 

元大臣と業者の食事に同席していた事務次官ら6人を処分です。 　農林水産省は収賄の罪で在宅起訴された吉川元農水大臣と鶏卵業者との会食に同席していた現職の事務次官ら6人を減給1カ月10分の1や戒告などの処分にしました。 　内部調査の結果、枝元真徹事務次官ら6人が費用を負担せずに会食に同席したことは国家公務員倫理規程違反にあたると結論付けました。

　また、この問題を受け、野上農水大臣は給与1カ月分を自主返納するということです。 [テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp​