twitterでつぶやいたものをブログに採録しておきます。
『生前退位をめぐる安倍首相の策謀』P63.~要約引用
①2001年に皇太子夫妻がもうけた愛子内親王が「男子」ではなかったことが皇室を安定的に維持するために皇室典範の改正を含む見直しを検討させた。2005年に男性皇族の減少に危機感を持った当時の小泉純一郎首相は有識者会議を設置した。
②同年11月に専門者会議は「女性天皇」や、母方が天皇の血筋を引く「女系天皇」を認める最終報告をまとめた。内容は首相官邸のホームページで閲覧可能だ。「今後における皇位継承資格については、女子や女系の皇族に拡大することが適当である」長年受け継がれた「男系男子」だけでない。賛否両論起す
③女性・女系天皇を認める専門者会議の結論を受け政府は皇室典範改正を国会へ提出する準備をし始めた。このとき、皇室を主管していたのが安倍晋三内閣官房長官だった。
④2006年2月7日午後2時過ぎ、NHKをはじめ、秋篠宮妃紀子さまが懐妊したとの報告がかけめぐった。この日の午後5時40分過ぎ安倍官房長官が官邸の執務室にて小泉首相を訪れた。その時の様子を『文芸春秋』2006年4月号が伝えている。
⑤安倍「秋篠宮家のお子さんが男の子だったら皇位継承位は3位となる。その型の位を奪うことになります」小泉「でも、女性天皇に世論の支持がある」安倍「世論は変わりますよ」ところが世論は全く変わらなかった。←いま、ここ。
国民の熱狂的な歓迎を受ける東宮ご一家
京都に来られた皇太子殿下、皇太子妃殿下と愛子さま
皇太子ご一家“天使の歌声”で人気のコンサート鑑賞(17/05/03)
[参考] 世論の支持は変わらない
【資料:世論調査】女性天皇賛成86%、旧皇族復帰反対72%(共同通信社2017年5月)