毎日新聞
自民党 小池氏らの離党認める 将来的な連携の芽残す
毎日新聞2017年7月3日 18時15分(最終更新 7月3日 19時15分)
復党の際に多くの条件が課される除名処分を見送る
自民党は3日、持ち回りの党紀委員会で、小池百合子東京都知事▽若狭勝衆院議員(東京10区)▽保坂三蔵元参院議員--の離党を了承した。小池氏は「都民ファーストの会」の代表就任にあたり6月1日に、若狭氏は都民ファーストの候補者を支援するとして5月31日に、それぞれ離党届を提出していた。保坂氏は長男真宏氏が都議選に都民ファーストの候補として立候補し、当選した。
自民党執行部は復党の際に多くの条件が課される除名処分を見送り、離党を認めた。都議選の歴史的な惨敗を受け、小池氏らと将来的に連携する可能性を残すためとみられる。【水脇友輔】