安倍氏国葬、マクロン氏は見送り 仏、元大統領ら派遣検討
配信 共同
【パリ共同】9月27日に行われる安倍晋三元首相の国葬に関し、複数のフランス政府関係者は27日、「できるだけ高位」の人物を派遣することを検討していると明らかにした。サルコジ元大統領やオランド前大統領らが念頭にあるとみられる。マクロン大統領は内政の予定で訪日しない方針。
関係者は、マクロン氏が安倍氏と非常に良好な関係にあったと指摘。死去後にマクロン氏はパリの日本大使公邸を弔問に訪れ「安倍氏の家族、日本の全国民にお悔やみとフランスの友情を伝えたかった」と語った。
19年に行われた天皇陛下の「即位礼正殿の儀」にはサルコジ氏がマクロン氏に代わり参列した。
映像プロデューサーでタレントのデーブ・スペクターが28日、自身のツイッターを更新。岸田文雄首相が27日にオンライン参加したアフリカ開発会議で官民合わせて3年間総額300億ドル(約4兆1000億円)を投じると表明したアフリカ支援策について「アフリカへのサポートも大切ですが、もう少し、日本の皆さんへのサポートもお願いできないでしょうか? オチはありません」と憤った。
デーブのオチなしツイートに5時間あまりで4万を超える「いいね!」がつき、「オチの無いデーブ氏はガチ」「4兆円ってびっくり。他国に支援できるお金がこんなにあるとは!?」「せめてアフリカくらいは味方につけたい様子」「経済大国ではないし、他国にちょっかい出している場合ではない。国内に投資すべき。但し、お友達優先ではなく」「例えば、国葬よりも穀倉の確保を考えて欲しいものです…」など、さまざまな意見が飛びかった。
保守派・愛国者なら安倍の国葬に反対しなきゃおかしい理由