皇后さまが皇居で取り組んでいる養蚕について、今月11日も天皇陛下と長女の愛子さまも合流し、一緒に作業をされていたことがわかりました。
皇后さまは、今月11日、皇居にある紅葉山御養蚕所で今年初めて繭を収穫する「初繭掻き」の作業にのぞみ、その時の映像が宮内庁から公開されています。
側近によりますと、この日、「初繭掻き」の後、天皇陛下と愛子さまが合流し、繭の収穫に加えて「毛羽取り」や「繭切り」の作業を一緒にされたということです。
皇后さまのこの日の作業は、腰に違和感があるとして一度延期されていたもので、腰の具合は完全には良くなっていなかったということです。
陛下が合流されたことについて側近は、「陛下として、ご家族としてお支えになさりたい気持ちと、とても仲が良いご家族なので、 お三方の作業をお楽しみになりたい気持ちもあると思う」と話しています。
皇后さまは先月の作業の際も体調が整わず、翌日に天皇陛下や長女の愛子さまと一緒に蚕に桑の葉を与える「御給桑」などをされていました。