【連続強盗事件】4人の身柄引き渡し「来週月曜までに環境整う」
一連の強盗事件の指示役「ルフィ」の疑いが浮上している日本人4人の身柄引き渡しをめぐり、フィリピンのレムリヤ法相は31日、来週月曜日の2月6日までに日本に移送できる環境が整うとの見通しを示しました。4人を同時に引き渡すかどうかなどは今後、日本側の要望を踏まえ協議したいとしています。 一方、4人が収容されているマニラの施設では31日、抜き打ち調査が行われました。レムリヤ法相によると日本人のうち1人は6台ものiPhoneを所持していて、すでに押収したということです。 4人の中に「ルフィ」はいるのか。日本では「去年、東京で“ルフィ”に会った」と証言する男が…。
【速報】フィリピン当局 4人同時の強制送還決定｜TBS NEWS DIG
全国で相次ぐ強盗事件に関与した可能性のある特殊詐欺グループの4人について、フィリピン当局は同時に強制送還する方針を決めました。8日からの大統領訪日前までに強制送還を実現させるべく調整に入っているということです。 フィリピン法務省の広報担当者は、さきほどメディアの取材に応じ、全国で相次ぐ強盗事件に関与した可能性のある特殊詐欺グループの4人について、フィリピン当局は同時に強制送還する方針を決めたことを明かしました。
4人の送還をめぐってハードルになっているのがフィリピンで進む裁判で、まだ手続きが進行中の3人の事件については、あさってまでに棄却できるかどうかの判断が裁判所で行われる予定との見通しを明らかにしました。 ただ、4人の強制送還をめぐるフィリピン側の方針が刻一刻と変わっていて、見通しは不透明です。 フィリピン政府としては、8日からの大統領訪日前までに強制送還を実現させたいと考えていて、そのための調整が進んでいます
先月19日、狛江市の住宅で大塩衣与さんが殺害されているのが見つかった事件では、ほかの強盗事件で逮捕された容疑者から押収した携帯電話の解析から、「ルフィ」と「キム・ヨンジュン」を名乗る人物が、実行役に指示を出していたことが分かっています。
その後の入管関係者への取材で、先月31日、フィリピンの警察などが、ビクタン収容所の抜き打ち検査を実施し渡辺優樹容疑者の携帯電話を押収したところ、狛江市の事件の実行役に犯行を指示するメッセージを送っていたことが分かりました。
警視庁は、渡辺容疑者らがフィリピンから日本に送還された後、逮捕状が出ている特殊詐欺事件について容疑を固めると共に、一連の強盗事件との関連についても解明を進める方針です。
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