日本の政治は何も変わらない。安部の桜を見る会問題は、うさん臭い話が満載だ。しかし、野党は攻めきれない。あげあしを取ってる感じだ。かなり違法性は高いが、公職選挙法違反容疑では、もうひとつ野党の攻撃力は弱い。森友問題、加計問題のほうが世論に訴える力があった。それでも、安部を弱らせるにはいい機会だ。野党は攻撃の手をゆるめるないでガンガンやるべきだ。政治は動かないからおもしろい話を紹介したい。テレビで昨夜、ユニークな人を紹介していた。番組を見た人もいるだろう。受け取り方も人それぞれ違う。この人の生き方は、現代に対してのアンチテーゼだ。西表島でひとりで完全自給に近い生活をしている男性だ。なぜ、こんな生活を始めたのか、よほどの人間嫌いか、文明嫌悪なのか、興味はつきない。現代人の欲望に振り回されてるような生き方は、この65歳ぐらいの西表自由人には無縁だ。一番必要な食べ物は、海から、山から得る。自分で野菜も栽培している。コメを炊いていたが、コメは栽培してないようだ。どこから得たのか。お金をほとんど必要としない。あこがれの生活だ。現代人のお金に振り回された生活とは、無縁だ。水は雨水を貯めておけば間に合う。電気、ガス、水道、電話、インターネット、テレビ、新聞なしの生活だ。情報がまったく得られないような生活は、現代人には考えられない。着るものもパンツ一枚あればいい。欲を持たなければ、欲を小さくすればこんな生活も可能だ。学校に行く事もない、会社に行く事もない、誰からも管理されない自由な生き方に、私はあこがれる。しかし、現実的には、同じ生活をしたら1週間でギブアップアップだろう。周りに人間がいないのだから、話相手がいない。孤独で寂しくないのか。精神的に強くないと、自由な生活はできない。病気したらどうするのだ。電話で救急車を呼ぶわけにはいかないのだ。重病なら死んでしまう可能性がある。20年もこの生活をしてるのだから、すごい。筋金入りの自由人だ。まだ若いが、80、90歳になった時、今の生活を維持できるのか。西表島はまったくの無人島ではない。人がいるのだから、友人や支援者がいるのかもしれない。家族はいるようだ。自由人の生活にあこがれて訪問する人もいるかもしれない。人間関係がまったく途切れてるわけではないだろう。栽培してないコメを食べてる事からも人間関係はあるようだ。物やお金をたくさん持ってないからと言って、不幸ではない。現代人の過剰な金銭欲、物欲は不幸の始まりだ。生きるのにそんなに多くの物、金は要らない。物や金で人生や人格を証明しなくてもいい。ブランド品などなくても生きてゆけるのだ。飾り気なしのパンツ一枚の人生を現代人は教訓とすべきだ。人は素裸で生まれ、素裸で死んでゆければ最高の人生だ。権力や巨万の富、宮殿なんて要らない。どんなにかお金を持っていたところであの世に持ってゆけない。欲望まみれの自分の人生を振り返れ!考え直せ!幸福は、お金や物の数量の多さではない。むしろ少なさにある。必要最低限の生活を心かけるべきだ。