昨日の新天皇の即位を祝ってのパレードは無事行われた。妨害行為はなかった。関係者はさぞかし達成感にホットしているだろう。天気も良かったし、客の入りも良かった。12万人が集まったそうだ。東京の地上波のテレビすべてがパレードを放送していた。否定的な事を言う放送局はなしだ。ただ、ただ皇室賛美だ。天皇は神なのか。天皇を神格化させて偶像崇拝させる演出は、戦前と似ている。日本にだって、天皇制反対の人々もいる。活動もしているが、日本のマスコミは報道しない。日本共産党は、天皇制の維持に懐疑的だ。私も天皇に政治力を与えるには反対だ。天皇は憲法に書かれてるように象徴の天皇なのだ。日本会議の連中のように天皇を政治の中心に置きたいと考えるのは時代錯誤だ。お飾りの天皇、皇室に、政治力を与える事は、港に停泊しているお飾りの戦艦大和にエンジン、砲弾、兵士を装備させるようなもんだ。現実的には、戦艦大和はアメリカ軍に攻撃され海に沈んだ。日本のどこの港にも戦艦大和は停泊してない。しかし、戦艦大和も天皇も象徴、虚構の存在として生きてる。天皇は現実的に生きてる。戦前のように政治力はないだけだ。今も戦艦大和のファンは多い。日本海軍の象徴として、その強さを誇示した。天皇に政治的武装をさせてはいけない。旧天皇も良く私は象徴の天皇だとコメントを発している。安部達に対しての牽制のようだ。私を政治利用するなよと警告している感じだ。天皇家のほうが今の日本の政治情勢を深く理解しているようだ。最近の日本の右傾化の中で天皇の権威を高め、政治利用しようとする人々が暗躍している。日本を1945年以前に戻してはいけない。ファシズムの悪夢を復活させてはいけない。民主主義と自由を守らなければいけない。日本人の心は軟弱になってる。この弱さにファシズム的悪夢が忍びこんでくる。日本人は戦艦大和のような強い心を取り戻す事だ。民主主義を守るためには、戦わなければならない。本当の意味でのナショナリズムを復活させなければいけない。