今、労使で最低賃金が協議されてる。今日の夕方にも決着するようだ。今年は、値上げのムードではない。経営者側がコロナの影響で賃上げを渋ってる。今年の賃上げ交渉は、労働者側には厳しい状況だ。国民感情を無視するような法案を作ってきた安部も、最低賃金の値上げを再三経営側にお願いしている。日本全国一律で時給1000円を目指している。日本の最低賃金の一覧表を見ると、非常に低い。1000円を超えてるのは。1013円の東京と1011円の神奈川だけだ。青森、岩手、佐賀、鹿児島、沖縄などは790円だ。技能実習生実習生にいたっては300円で働かせてる場合もある。アメリカでは、時給15ドル、日本円にしたら1600円位が全米の平均だ。先進国で日本の最低賃金は低すぎる。コロナが始まるまでは、東京の時給1000円でも人が集まらなかった。人手不足が深刻であった。今、コロナ危機の中で企業倒産、経営危機が深刻する中で、経営側が出し渋るのは、理解できるが賃上げはやるべきだ。時給790円なんていう地域では、8時間働いても6320円しかならない。そこから税を引かれたら6000円ぐらいしかならない。時給1000円なら8000円だ。時給1300円なら10400円だ。月に22日働いて22万円位になる。人間として生きて行ける賃金であろう。日本の最低賃金は、元々が低いのだ。もし、最低賃金法がなかったら時給100円でもいい事になる。経営者は、法を犯していないのだから賃金はどこまでも低くなる。底上げしないと、経済は良くならない。賃金の低い県では、消費が活性化しない。お金がないのだから必要最低限の買い物しかしない。生産性も上がらない。貧困の連鎖が続く事になる。地方に行くとシャター通り商店街が多いのがわかる。先進国として、時給790円で働いてる人々が多くいるのを恥ずかしく思わなければいけない。最低賃金法は、人間としての最低限度の生活を保障するものでなければいけない。今の最低賃金は、最低限度の生活を保障してない。800円にもならない時給では、生きてゆくのにぎりぎりだ。家族を持ったら貧困国の生活になってしまう。食べ物も食べれない状況になる。人間生活を良くするためにも最低賃金は、大幅にあげなければいけない。全国一律1500円を目指すべきだ。790円だなんていう奴隷のような賃金は、すぐにあげなければいけない。日本すごい国の実態は、食べ物も満足に食べれない日本人が多くいるのだ。最低賃金の賃上げは、救済であり国家の繁栄につながる。中国や振興国も賃金は、どんどん高くなってる。特に、20年もすれば中国は日本の賃金水準を超えるだろう。低い賃金では、外国人労働者も働きに来ないであろう。日本人は高齢化、少子化で労働力不足は深刻化する。その意味でも最低賃金は、大幅にあげるべきだ。国民ももっと大声で最低賃金を上げろと要求すべきだ。バラエティー番組見てげらげら笑ってる場合ではないぞ。