東京の天気はいい。台風は去った。今日も日本の閉塞感は変わらない。何も動かない。何も変わらない。真っ暗なトンネルに入り込んでしまって、出口を見出せない。まだ、学術会議の任命問題でもめてる。大問題ではない。他に問題にしなければいけない政治課題があるだろう。コロナの感染防止であり、コロナで仕事を失った人の救済であり、政府は議会を開いて、何をしたいのか明確にしなければいけない。日本人は、今の状況に対して何も感じてないのか。不安やもやもや感しかない国で、ストレス発散に弱い者いじめが横行する。池袋の交通事故の高齢加害者へのバッシングがすごい。本人はわざとやったわけではない。アクセルとブレーキを踏み間違えたのだろう。過失だ。その他にも、ネット上の誹謗中傷も山ほどある。家庭内暴力や子供への虐待も多い。日本では、強い者、権力にはストレス発散が向かわない。外国みたいに大規模デモや暴動は起きない。それでも、日本はすごいの自画自賛ナショナリズムに酔ってる。日本の悪口を言う人間を許さない雰囲気は、独りよがりだ。日本は、日本国というより日本村なのだ。村社会の陰湿さに満ちている。世界に開かれてる国のようだが、実のところ、国境は海の国なのだ。日本に近隣の国の車が走行するような事はない。近隣の国の鉄道が走る事はない。外国のテレビ放送も映らない。国境を超えて、卵やトイレットペーパーなど日常的な生活用品を買いに行く事もない。観光旅行では、買い物はするが。日本の地理的閉鎖性は、日本人の性格を形成している。江戸時代に260年間も鎖国するような国は、世界では見当たらない。日本人は、身の回りの弱い人間を見つけて、ストレスをぶつける。明日は、あなたが魔女狩りの対象になるかもしれない。陰湿な集団いじめが横行する国にしてはいけない。