選挙の効果

総選挙の意味

葬式国会 バリケイト伊東

2020-10-27 12:10:08 | 政治

 菅総理が国会でようやく所信表明を行った。菅総理は淡々と原稿を読み上げた。場内は静かなもんだ。前の権力者の安部の時は、野党から激しいヤジが浴びせられた。やじもなければ拍手もない葬式みたいな会場だ。今の日本の政治情勢を象徴しているような葬式国会だ。アメリカでは、激しく大統領選が行われてる。タイでも王政打倒の激しいデモが行われてる。香港、アルメニア、シリア、アフガニスタン、世界中政治闘争は激しい。日本の政治活性の低さは、異常だ。日本は、政治的問題がまったくない完成された国ではないのだ。問題だらけの国で、政治が盛り上がらないのは、日本国民の意識、感性、文化的反応に問題がありそうだ。多くの国民は菅総理の所信表明に関心を示さないが、食べ物やアニメ、アイドルには強い関心を示す。日本人のセンサーは独特なものだ。世界の人々のセンサーとはかなり違う。異常を示す感度が違いすぎる。日本人にとって政治とは、面倒臭い物のようだ。現実の政治ドラマより戦国時代の政治ドラマには関心を示す。ドラマは虚構なのだ。現実の今の政治とは、まったく別物だ。今起こってる政治ドラマに関心を示さなければいけない。日本では、ドラマと言えるほどの政治的人物も見当たらない。面白味もない、カリスマ性もない政治家が選挙の時だけ投票してくださいと、叫ぶだけだ。日本の閉塞は、増々進行し葬式政治は続く。本当に日本はどこに向かうのだ。日本丸は漂流して沈没する運命のようだ。