今年、2022年の最低賃金が10月より改定になる。改定後のすべての都道府県の最低賃金を見たが、1000円を超えてるのは、東京1072円、神奈川県1071円、大阪1023円だ。1000円を超えてるのは、たったの3都道府県だ。時給1500円なんて夢の夢だ。日本のほとんどの県では、多くの労働者は1000円以下で働いてる。これでも過去最高の賃上げなのだ。日本の賃金は低すぎる。政府も、岸田総理も賃上げを業界に求めてるが、上がらない。今、物価高で多くの国民の生活が苦しい。物価が上がって賃金が上がらないのでは、生活は苦しくなるばかりだ。30年も賃金が上がらない日本、何かおかしい。他の先進国では賃金は、経済成長と供に上がっってる。自民党は資本側、経営者の利権を守る政党だ。賃上げに消極的なのは当然だろう。日本では、労働団体が近年、非常に弱くなった。昔は、良くストライキを行ったりして労働者の権利を守った。今は、昔みたいな力はない。今、日本で労働争議なんてほとんど起きない。賃金あげろと10万人ものデモ隊が国会を囲むなんて起きない。多くの国民は、しょうがないであきらめてしまう。声をあげなかったら生涯奴隷の身分で終わる。1円の闘争なのだ。1円でも最低賃金を上げる事は、生活の向上につながる。一個のおにぎり、一枚のパン、一枚の生理用品、一枚のおむつ、ひと瓶のミルクを得るための闘争でもあるのだ。あきらめてはいけない。東京では、10月1日から最低賃金はあがります。1041円から1072円になります。知らない人が多いのでは。大阪では、1023円になります。最低賃金は、正規労働者の賃金の算定の材料にもなっています。最低賃金は、人権の戦いでもあるのです。低い賃金では人間らしい生活は出来ません。賃上げのための声を上げましょう。