自民党の村上誠一郎議員が、安部元総理への国賊発言で1年間の党役職処分を受けた。村上誠一郎と言えば、自民党所属でありながら、安部批判発言で有名な政治家だ。本人は処分をあっさり受け入れた。脅迫でも受けたのか。処分に抗弁はしないと発言した。そもそも本人は国賊発言なんて、してないと言ってる。安倍一強の体制の中で、自民党内でひとり、安部のやり方に異議を訴えてきた。先日、行われた国葬にも出席してない。安倍の親族にも謝罪すると、言ってる。随分、軟化した。私はこのタイプの人間は好きだ。私も同じような人間だからだ。反骨精神に満ちた男が今の日本にはいない。いるのは、ごますり野郎と忖度野郎ばかりだ。自民党内では、昔みたいな激しい権力闘争が行われなくなった。安倍が政権になってからは、特に忖度野郎ばかりが増えた。選挙制度が影響している。小選挙区制度では、党の公認を得られないと当選が難しい。それで、執行部に逆らう政治家が非常に少なくなった。自民党は、名前からして、自由で民主主義の政党なのだろう。自由に物を言えない、権力者にごますりでは自由民主党ではない。国賊発言位で、処分とはおおげさだ。村上さんも処分を受けいれ、謝罪までするとは、反骨精神を失ったのか。村上さんは、瀬戸内海で暴れ回った村上水軍の末裔だ。その戦う遺伝子は、今もつながっている。謝罪は、一時休戦と見た方がいい。いずれ、がんがんと意見を言う時期が来るだろう。期待する。安倍は国賊だ。安倍は戦前回帰のファシズムを復活させようとした。日本を衰退させた。日本から幸福の種を奪ってしまった。