2021年の日本の小学、中学、高校の不登校生徒の数が244000人であった。過去最高だ、いじめ認知件数も過去最高だ。子供が学校に行きたがらない原因は何なのだ。学校が子供の心の生理に合わないようだ。いじめとか、教師の体罰とかわかる理由もあるが、ほとんどの場合、不登校の理由がわからない。行きたがらないなら、親は行かせなければいいのだ。学校に行く事が絶対的に正義で、行かないのが悪とは言えないであろう。親は、学校に行かないで家でぶらぶらしているのが、世間体にもかっこ悪いし、無理やりでも行かせたがる。日本の学校の官僚的管理体制は、子供も教師もへとへとに疲労させる。多くのの教師が長時間労働で疲れてる。子供の教育も過密だ。受験とか、学校にもよるがスポーツで競技必勝主義も激しい。教育の現場では、多様性の哲学がない。様々な教育があっていいのだ。学校が子供の才能を伸ばすところとは言えない。逆に子供の才能をつぶす場合すらある。アメリカの発明王エジソンは、小学校の頃、勉強できず馬鹿扱いされた。母親は、学校がエジソンの持ってる能力をつぶしていると、考えて学校をやめて家庭教師をつけさせた。そうしたらエジソンはめきめきと才能を発揮し始めた。そして、後に大発明王になった。日本の親でエジソンの母親みたいな考え方をする親は少ない。東大を頂点にした学校階級の中で、より高いブランド校を目指すように子供を教育する。日本人のブランド志向は、教育の現場でも著しい。子供達は、敏感に詰め込み教育や管理教育に息苦しさを感じてるのではないか。それで学校に行く事を拒否するようになるのだ。人間を育てないでつぶすような学校には行かなければいいのだ。学校行かなくても、成功できる。日本人は、教育の幻想から覚めなければいけない。もっと自由な教えがあっていいのだ。来年は不登校児童は28万人位になるかもしれない。異常な日本の教育システムは、日本を滅ぼす。教育がなければ人は、人間にならない。この意味するところを理解している日本人は少ない。