旧統一教会問題、終わりのない展開だ。今、日本の最も高い関心事だ。国会でも連日野党が政府、政治家個人を追求していいる。山際大臣は、辞任に追い込まれた。山際大臣だけでなく、多くの自民党議員が旧統一教会と関わりを持っていた。一番、深く関わりを持っていたのは、安部元総理であろう。大将の安部の関わり方を見て、自民党議員は、昔の霊感商法の宗教だと薄々知りながら関わりを持った。安倍が旧統一教会と関係を持つなと命じてれば、ほとんどの自民党議員は関係を持たなかっただろう。安倍の責任は重い。しかし、岸田総理は、安部の統一教会との関係を調べない。安倍派に遠慮しているのか。統一教会の一番の問題点は、高額献金を信者にさせることだ。1億円以上の献金なんて珍しくない。安倍暗殺犯の山上容疑者の母親は、1億円もの大金を献金している。そして、一家の生活を破綻させた。それを恨んで山上は、犯行におよんだ。信者の心理は、宗教依存と言える状況だ。アルコール依存、ギャンブル依存、薬物依存と同じ依存心理だ。薬物の中でも覚醒剤依存は、特に強い依存を引き起こす。統一教会信者の宗教依存は、覚醒剤依存と同じぐらい強い。生活を破綻させるような高額献金要請を受け入れてしまうのは、完全に宗教に依存しているからだ。脳に一度依存の回路が作られると、よほどの事がない限り、依存の回路は消えない。消すには、組織の人間と完全に人間関係を断ち切る事だ。刑務所に入るとか、依存者の救済組織に入るとか、物理的な隔絶にしなければ、依存から解放されない。誰だって悩み、不安、孤独を抱えてる。そのあたりにつけこまれる。加えて先祖供養だとか、悪霊排除とか言われると、納得してしまうのだ。つらい時に、親身になってくれれば、相手の言う事を信用してしまう。少しずつ洗脳されてゆく。しだいに相手が神のように見えてくる。こうなれば、相手が言う高額献金も受け入れてしまう。誰でも、統一教会みたいな悪質宗教にはまる可能性はある。現代日本人の心は、不定、不安、寂しさ、何かに依存したがってる。悪質宗教の依存の落とし穴に落ち込まないように気をつけてください。統一教会だけでなく、悪質な宗教は、存在している。あなたの心のすき、弱さを狙ってる。政府の悪質宗教への対策に期待します。