東京はいい天気だ。気分がいい。しかし、こんな日に大地震が起きるかもしれない。不幸や不条理は、人間の思いや願いを無視して起きる。大自然の中で生きている以上しょうがない。昨日は不登校について書いた。不登校は人間的不条理であろう。日本の学校は、子供に拒否反応を起こさせる。何かおかしいのだ。動物は学校には行かない。動物も、子供に狩りのやり方とか天敵の避け方とか教えるが、本能、自然の生理に基づいてる事が多い。人間は覚える事が多い。学校教育は必然な流れだ。親が仕事を持ちながら子供に教育をするのは大変だ。親がすべての分野に精通している事もないであろう。専門的知識を得るには、専門的教師から学ばなければいけない。ひこもりと言われる大人の社会参加拒否も日本では、顕著だ。推定１００万人位いるようだ。若者ばかりでなく、５０歳以上のひきこもり人間も多い。不登校から引きこもりにつながってゆく例も多い。高校入学してすぐに不登校になり、そのままひきこもりなるのは、珍しくない。社会に適応できないからダメ人間だとは言えないであろう。今の日本社会に適応しているほうが異常なのかもしれない。異常な社会に拒否反応を起こすひきこもり人間のほうが、人間としてはまともなのかもしれない。私の回りにもひきこもり人間はいる。親は隠すけど、それとなくわかってしまうのだ。私は、親にあってもその事には触れないようにしている。日本では学校にも行かない、仕事もしない人間を良くないと感じている人は多いが、私はひきこもりを悪いとは思ってない。。ひこもり人間も心の中では、葛藤を抱えてる。社会に出たいけど、出れない。一歩が踏み出せないのだ。ずるずると１０年、２０年をひきこもってしまう。仕事をしないなら生活は誰が面倒みるのだ。多くの場合、親であろう。親が養う余力があるなら、養ってやればいい。まともに働いても重労働、低賃金、パワハラではやめたくなる。日本の労働環境は悪い。人間関係で傷ついて、仕事ができなくなり、ひきこもり状態になる事もある。日本社会、労働環境、教育環境は異常だ。異常に適応できない人間のほうが人間としてはまともなのだ。ひきこもりの方よ、自分を責めるな。親も責めるな！日本は、ほんとうに異常だ。ほとんどの人間が方向性を見い出せず、酸素不足の金魚のように水面を苦しそうに泳いでる。息抜きはバラエティー番組と食い物番組か。疲れます。