今日の東京は、雲ひとつないいい天気だ。平和そのものだ。ウクライナでは寒い冬空の中、電気もない。水道もない、ガスもない、暖房もない。それでも、ウクライナ人は戦っている。ロシアのクリスマス停戦など、信じてない。プーチンの言う事など信用してない。プーチンは、休んでる間に兵士や兵器を集めるのだろう。攻撃は少し少なくなったが、ウクライナへのミサイルやドローンの攻撃は依然行われている。日本でも、外国からの攻撃に対しての不安が高まっている。北朝鮮は、一年中、ミサイルを日本海に向けて発射しているが、アラートが鳴っても、マンネリになってしまい、またかで全然怖くない。過剰に怖がらない事はいい事だ。日本全体では、侵略されるかもしれないという漠然とした不安を誰でも抱いている。世論の不安を受けて、自民党内では、敵基地先制攻撃論が高まっている。日本に対してミサイルやテロ攻撃が行われるかもしれないと予兆が見られたら、日本から飛行機やミサイルで相手基地を攻撃する。当然でしょうと思われるが、あぶないかけだ。もし、その情報がうそであったら、攻撃した後で、すいませんではすまないのだ。10倍返しされるぞ。日本の空にミサイルが雨のように降ってくるぞ。そもそも、敵とは誰なのだ。北朝鮮か、中国、ロシアか。自民党政治家は、北朝鮮を指しているのではないか。中国やロシアに対して、敵基地先制攻撃するなんて言わないであろう。軍事力が違いすぎる。日本単独で勝てる相手ではない。アメリカが支援する補償はない。ウクライナだってアメリカは軍隊を派遣してない。巷では、日本の航空自衛隊のパイロットは、中国のへぼパイロットを空中戦でひとりで10機位打ち落とせると威張っているが、そんなに簡単ではない。相手を見下して、日本はすごい、強いの自画自賛ナショナリズムで戦績を上げられるのか。日本の政治家で戦争に兵士として行ったことのある人はいない。自民党のひげの隊長、佐藤議員もPKOとしてイラクに行っただけだ。銃を持って戦った訳ではない。戦争を映画やドラマでしか見てないから、敵基地先制攻撃論なんて威勢のいい事を言うのだ。議論の場では、その場の勢いで、酒でも入って入れば、さらに威勢が良くなる。日本は最強の国だ。中国や北朝鮮、ロシアなんてぼこぼこにしてやる。日本はどこの国にも負けない。実践経験もなく、訓練しかしてない軍隊がどれほどの力を持っているのか。国民の愛国心も薄い。食い物と芸能人しか頭にない去勢されたような民族で戦えるのか。長く続く平和は、日本人から戦う魂を奪ってしまった。高額の兵器をそろえたところで、牙、角、玉抜きの民族では、すぐにギブアップしてしまうぞ。ミサイル飛んで来たところで、どこに避難するのだ。学校体育館では、ミサイルが直撃したら全員死んでしまう。ウクライナみたいに全土に地下の避難所があれば、多くの命が助かる。日本の地下避難所になりうるのは、地下鉄の駅ぐらいだ。食べ物や水、ベット、医薬品が備蓄している地下鉄駅など日本にはどこにもない。最新の兵器をそろえれば、日本は負けないと思っている政治家や国民は多い。食い物や燃料もなく戦えるのか。日本では、石油は100%輸入、食料自給率も低い。戦争になったら禁輸される。石油や食料は入ってこなくなる。昔から兵糧攻めという戦法がある。食べ物を絶って餓死させる戦法だ。太平洋戦争末期には、日本は食べ物なく多くの国民が飢えに苦しんだ。石油もなく飛行機も飛ばせず、船も運行できなかった。そんな事は、黙っている。敵基地先制攻撃で、敵をぼこぼこにしてやると、息巻いている日本の政治家は、漫画の読みすぎみたいな感覚で戦争論を語る。この国は大丈夫なのか。戦争は、悲劇を生むだけだ。戦争する時は最後の最後だ。攻撃を何度も受けたり、敵が上陸してきた時だ。日本側から攻撃するのは、憲法の趣旨にも反している。実際、戦争になったら私の言ってる事がわかるだろう。