選挙の効果

総選挙の意味

山上の一撃 バリケイト伊東

2023-01-15 12:31:22 | 政治

 安倍暗殺の山上容疑者が6か月ぶりに釈放された。鑑定留置が長すぎる。検察は、再犯を恐れたのかもしれない。それで、長期間留置にしたのだろう。また、統一教会関係者を狙うとでも思ったのか。本人いわく、暗殺の動機は、安部の政治哲学や思想とは関係ない。旧統一教会が家族をバラバラにしたから、教会と関係の深い安倍を狙ったようだ。安倍は、確かに旧統一教会と深い関係にあった。安倍以外にも、自民党国会議員の約180名ばかりが旧統一教会と深い関係にあった。山上が事件を起こさなかったら、今でも自民党議員の多くは、関係していただろう。旧統一教会のあくどさは、徹底している。。献金すればするほど幸福になれるという教義は、多くの信者家族を追い詰めた。山上の母親は、1億円もの大金を旧統一教会に献金した。そのために家族は、貧困を極め、兄は自殺、山上は望んでいた大学入学をあきらめた。食べ物もない貧困に追い込む宗教とは、宗教と言えるのか。旧統一教会は、宗教の名を借りた詐欺組織だ。参議院選挙の中での銃による暗殺事件は、日本社会に衝撃を与えた。去勢された民族でも、過激な政治的暗殺は起きるのだ。組織的テロではないが、食い物と芸能人しか頭にない日本人に与えた衝撃は、眠気を覚ますほどすごかった。銃による暗殺なんて、ほんとうに起きたの?起きたのよ。しばらくは飲み屋の客の話題になった。今は、またいつもの閉塞と虚構の雰囲気が日本を包んでいる。暗殺が暴動や革命を引き起こす事はない。今後裁判が開かれる。マスコミが報道しない真実が明らかにされるだろう。今、世界で最も望まれる暗殺とは、こんな事言ったらかなり誤解を生むかもしれない。しかし、あえて言う。プーチンの暗殺だ。ウクライナ人にすれば、プーチンを殺したい気持ちで山々であろう。プーチンは、用心深い。西側には行かない。ロシアにいる西側情報機関は、プーチンの日々の動向を観察している。プーチンが西側に飛行機で行くという情報が手に入れば、ウクライナは、プーチンが乗る飛行機をミサイルで撃つ落とすであろう。プーチンも自分の命が狙われているのをわかっているから、西側には行かない。ウクライナが勝利すれば、プーチンは裁判にかけられる。そして、死罪になる。日本での暗殺と、世界の暗殺では、スケール感が違う。山上は一人だけを殺した。山上は、旧統一教会を恨んでる人々には英雄だ。良くぞやってくれたと、山上を支援している人々は多い。プーチンとの大きな違いは、山上を恨んでいる人は少ない事だ。安倍家の人には良く思われていないだろうが。プーチンは数千人の命を奪った。戦闘員だけでなく、女、子供の命も奪っている。今後も戦争が続く限り人の命は失われてゆく。プーチンは、穏やかな老後を送れないであろう。