群馬県の山本知事は、群馬の森内の朝鮮人労働者への追悼碑を29日撤去した。けつの穴の小さい事。戦前、群馬でも多くの朝鮮人労働者が虐待で命を落とした。それで過去のおぞましい歴史、記憶を永遠に留めたいと追悼碑が設置された。群馬という保守の県では、戦前の軍国主義の悪夢がまだ生きているようだ。最高裁まで争って多くの反対者が抗議したが、県側の最高裁の撤去勝訴はくつがえらなかった。今でも日本では朝鮮民族へのヘイトスピーチは後を絶たない。戦前は今よりもっとヘイトは激しかった。関東大震災の時でも、群馬の福田村で日本人行商人が朝鮮人と間違えられれて、殺されている。群馬と言う土地の閉鎖的、差別的体質は今も変わらないようだ。追悼碑は、県管理の群馬の森だから撤去されたのだ。民有地なら問題ない。民有地を買うなり借りて、同じ追悼碑を設置すればいいのだ。人権侵害の歴史を日本人は忘れてはいけない。最近の日本は戦時中の多くの人権侵害には口をつぐみ、原爆投下、東京大空襲などの被害は強調する。追悼碑に書かれた記憶、反省、友好の言葉を日本人はしみじみと味わうべきだ。朝鮮民族だけでなく、他の民族にも見下したような態度をとる日本人が多い。日本人は世界で一番えらい民族とでも思っているのか。山本知事は、記憶を消し、反省もせず、敵対するがいいと思っているようだ。山本知事様!反省してください。同じ人間でしょう。差別は良くない。