国連の人権委員会から日本の入管の改善勧告が提言された。日本政府はまったく入管の非人道的扱いを改善する気がない。2017年から今まで3人が入管内で死んだ。名古屋入管のスリランカ人女性ウィスマさんの死亡事件は、殺人と言ってもいいような扱いだ。体調悪く治療を求めても、ほったらかしにして死亡させた。入管の人権侵害は、ようやく最近になって日本国内でも認知され始めた。国連では、何度も日本政府に入管の非人道的扱いに勧告を行ってきた。日本政府は、全く聞く耳を持たず、改善する気はないようだ。人の話を良く聞く岸田総理も入管の改善には消極的だ。町には多くの外国人が歩いてる。テレビにも多くの外国人が出演しているが、日本は、外国人にやさしくない。入管は、人権侵害の巣窟だ。江戸時代の牢屋だ。総じて日本の人権、司法は、江戸時代から全然進歩してない。日本全体での人権感覚が低いから、入管みたいな国家組織が存在しているのだ。人権は民主主義の基本理念だ。人権が守られない国は、先進国と言えないであろう。発展途上国と変わらない。岸田政権は新しい資本主義を目指すと言う。その前に、新しい人権改善国を目指すと言わなければいけない。今国会でも、入管の改善案は提出されなかった。日本は、増々世界の流れから遅れてゆく。内向きの日本すごいの自画自賛ナショナリズムだけは盛んだが、中身はお粗末だ。世界は日本の人権状況を見ている。いつまで国連から人権改善勧告を受けるのだ。恥ずかしくないのか。100年経っても、日本の人権状況は変わらないかもしれない。その前に日本は消えるかもしれない。