選挙の効果

総選挙の意味

サンマ1K40万円 バリケイト伊東

2024-08-18 09:11:14 | 政治
 サンマが北海道の卸売り市場で1kg40万円で買われた。一匹250gとして一匹10万円の値段だ。こんなバカ高いサンマを買う人間いるのか。多くの日本人にとって、サンマの値段は一匹100円の感覚だろう。最近、日本では農産物、水産物の信じられない値段がつく事がある。マグロ一匹1億円、スイカ一個30万円、ぶとう一房150万円などだ。買った人、店の宣伝になるからこんなバカ高い値段で取引されるのか。農産物、水産物が庶民的には縁のない値段で取引されている日本という社会は、世界的に見ると異常に見られている。日本人は金持ちが多いから高い値段でも買うのだ。外国からとやかく言われる筋合いないで、つっぱねるのか。日本の特殊な商慣習は世界的には理解されない。日本でも世界でも膨大な数の人間が飢えている。日本では子供食堂の数は、8000カ所ぐらいあるのではないか。無料の食料配布もあちこちで行われている。ガザではひどい食料危機に陥っている。小魚一匹に10万円もの値段がつく日本をうらやましく思う反面、怒りもわいてくるだろう。40万円もの金があったらどれだけ子供のミルクが買えるだろう。小麦粉もたくさん買える。さんま一匹に40万円の値段がつくのはおごりだ。食べる事に感謝の気持ちがない。日本の食料自給率は約40%だ。穀物ベースだと30%だ。先進国では非常に低い自給率なのだ。ちょと歯車が狂うと日本人は餓えに直面する。餓えの時代になって、初めて3食、食べれる事に感謝の気持ちが出てくるだろう。食べ物の値段でばかりでなく、最近の日本はすべてが狂っている。選挙に犬が立候補する国なんて世界中どこもない。最近の日本人は異常を異常としてとらえてない。閉塞と虚構のヘドロ沼で足を取られて死んでゆくだろう。後、10年もすれば日本は餓えの時代に直面するかもしれない。