東京はいい天気だ。風が冷たい。冷たい風を吹っ飛ばすような熱い発言が出た。島根県の丸山知事が高額療養費制度の政府改正案について、国家的殺人未遂と発言した。日本の政治家でこうまではっきり痛烈に発言する政治家はいない。いいねだ。おおいに応援したくなる。今、政府が推し進める高額療養費制度の改革の問題点は、患者負担が大幅に増える事だ。この制度はいいが、患者負担が増えると治療を減らしたり、やめてしまう人が出てくることだ。政府の血も涙も情けもない政策に現在治療を受けている患者達が撤回、凍結を政府に申し込んだ事は当然だ。丸山知事の国家的殺人未遂発言は言い過ぎではない。政府が治療をあきらめるように誘導しているようなもんだ。政府は多額の治療費がかかるから、患者が早く死んでくれれば国の財政が助かると思ってるのではないか。石破総理はまるで安倍の反福祉政策をまねているのではないか。安倍は生活保護費を下げた。生活が苦しくなった生活保護者が今、多くの地域で裁判を起こして戦ってる。思いやりのない福祉政策をやろうとするのは、国家的殺人未遂だ。多くの人間が生存と死の淵に追いやられる。国家の財政が厳しいからと言って、高額療養費制度を棚にあげるのは間違ってる。他にも無駄使いが多くある。命に直結する医療制度の改悪は多くの日本人を不安に追いやる。それでなくても、日本は不安だらけの国になっている。野党が求めている高額療養費制度の凍結は妥当だ。国民よ、もっと怒れ、おとなしいからなめられるのだ!
政府が備蓄米を21万トン放出する。大々的に報道されている。本当に値段が下がるのか。このところ毎日近所のスーパーのコメ売り場に行ってコメの値段を観察している。相場は4000円だ。安いコメは3650円位だ。カルホルニア米は2750円で売ってたが、棚にはなかった。そろそろ買い占めしてた連中が売る出すのではないかと考えるのだが、そうでもない。政府は備蓄米21万トンも出せば、値段は下がると言うが、また買い占めされるのではないか。そこに見るのはコメがなくなるという不安だ。卸の中間業者だけでなく農家も、大量消費の飲食店も、コメがなくなってコメの値段が高くなるから、安い内に必要以上に買い占めに走るのだ。中には不足すれば高くなるからと、買い占めて出さない連中もいる。不安と投機がコメの値段を上げる。この悪循環を断つにはコメの増産しかない。日本政府のコメ生産政策の柱は減産なのだ。人口が減っていくのだから、コメの生産もそれに伴って減らさなければいけないと考えている。一度減産のサイクルに入ってしまうと、増産を復活させるのに、金もかかるし、生産技術の継承も大変なのだ。日本政府は100万トンもの備蓄しているのに、なぜ、今のようなコメ不足が起きるのか。対策が後手だ。消費市場からコメ不足のサインが出ればすぐにでも備蓄からコメを放出する事だ。棚からコメがまったくなくなるなんて、よほどの事のない限りありえないのだ。東日本大震災の時はコメは棚からまったくなくなった。日本人の不安心理は強い。金を儲けたいという気持ちも強い。今後もコメ不足は起きるだろう。その他の農産物でも価格高騰は起きる。農産物以外の商品でも価格高騰は起きる。日本は資本主義の国だ。物の値段は市場の需要と供給で決まる。そこに投機が起こる。意図的に供給を減らせば値段は上がる。コメみたいな主食に関しては、自由な取引を制限しなければいけない。政府が適正価格を設定して生産調整、備蓄調整をしなけらばいけない。3月になれば下がるらしい。政府の言う事を信じよう。上がるなんていう事になったら、おとなしい日本人でも、暴動が起きるぞ。石破総理の手腕の見せ所だ。頑張ってくれ。日本には満足に3食食べれない人間がたくさんいるのだ。コメ価格は人間の基本的人権に関わってくる問題だ。
東京は曇り空だ。日本の今を象徴しているような天気だ。日本は全然動かない国だ。閉塞と虚構、虚無の国なってしまってる。世界は激しく動く。トランプが世界の政治をかき回す。日本のちまちました課題は日本国民を激しく動かすほどはない。物価高くてもデモは起きない。医療費だ、社会保険の高額化にもデモは起きない。しょうがないで済ましている。去勢された民族になってる。怒るという感情がないようだ。日本人の心の底辺に流れているもやもや感は、あきらめの諦観か。様々な壁を乗り越えようとしない。壁を前にしてこんな高い壁、超える事できないとあきらめてしまうのだ。石破総理は壁を壊す気はない。今のままでいいと思ってる。激しい改革の闘志にはならない。日本はじわりじわり腐るだけだ。世界の流れは確実に日本を残して進み始めている。日本は惰性で動いてるだけだ。スポーツ選手の活躍で日本すごいの自画自賛ナショナリズムを演じてるが、実態は問題だらけだ。30年後の日本、どうなってるのか。いいイメージがわかない。もしかしたら日本は消えてるかもしれない。誰も日本国の未来を心配してない。日本は大丈夫なのか。日本人は良く大丈夫ですかと言う。日本の未来は大丈夫ではない。あくびの出るような平和は永遠には続かない。破壊と死の洗礼を受ける日が必ず来る。
最近、見慣れない言葉が良く見られるようになった。2馬力とは、車のエンジンの大きさではないのだ。選挙で当選目的でなく立候補して、支持する立候補者を応援するのだ。兵庫知事選でNHK党の立花が2馬力応援した。応援したのは斎藤知事だ。普通、立候補するという事は当選を目指すことだろう。そうではなく斎藤知事を応援しまくった。そのせいか斎藤知事は当選した。こんなややこしい選挙戦、日本だけだ。選挙ともなれば暴動、殺人が起こる位、どこの国でも真剣で激しくなるのだ。最近の日本の選挙は、独特の進化をする。2馬力選挙だけでなく掲示板に犬の写真が貼られていたり、わけのわからないパフォーマンスをやったり、選挙妨害をやったり、ユーチューブで稼ぎたいだけで立候補しているのではないかと思われる候補者がいる。悪ふざけが過ぎる。民主主義の国で選挙は政治家を選ぶ大切な選択手段だ。外国では命がけで選挙に出てくるのだ。犬が立候補するなんてありえない。日本は平和マンネリ病に犯されている。選挙の在り方を見直さなければいけない。一人の首長を選ぶのに5馬力もの支援がある選挙でも、今の公職選挙法では違法ではない。何のための選挙なのか。日本の選挙には、この他にも誹謗中傷の問題がある。選挙の度に膨大な誹謗中傷がネットに流される。ほとんどはヒステリックな誹謗中傷だ。それでもがさネタを信じる人がいるのだ。誹謗中傷を受けて自殺に追い込まれる人がいるのだから、根拠のない誹謗中傷には何らかの規制も必要なのかもしれない。今でも名誉棄損で裁判に訴える方法がある。日本の選挙が健全な運営方針で行われるように国会で議論すべきだ。
東京はいい天気だ。物価の高騰が止まらない。特にコメの値段が高騰している。5kgで4000円もする。日本にとってコメは主食だ。ばか高いコメにおとなしい日本人もざわついている。しかし、暴動にはならない。大正時代にはコメ騒動があった。コメ屋が売り惜しみした。その結果コメの値段が暴騰した。怒った主婦達がコメ屋を襲ってコメを奪った。主食の値段の暴騰は世界的に見れば暴動が起きる要因だ。政治が不安定になるのだ。どこの政府も主食の値段には敏感になる。メキシコでは主食のとうもろこしの値段が暴騰して暴動が起きた事がある。フランス革命、ロシア革命、中国の革命だって食べ物の不足が大きな原因になってるのだ。日本では革命は起きないが、5kg5000円にもなれば、コメを食べれない人が出てくるぞ。コメを食べれない人が暴動を起こすかもしれない。怒りを忘れた民族も餓えれば爆発するかもしれない。日本の変な政治に骨が通る。基本的な問題は、誰がコメを隠匿しているかなのだ。需要に対して供給が足りないからコメの値段が足りなくなるのだ。政府が備蓄米を放出すると言ってるが、どの位のコメを放出するかだ。農協だとか中間業者に放出するらしいが、そこでまた、ため込んでしまうかもしれない。直接消費者に売った方がいい。農水省が大型商業施設や駅前、公園で直接売ればいいではないか。価格統制をしっかりすべきだ。自由では高値で買い付ける連中が出てくる。5㎏1500円位の値段で売るべきだ。二か月1500円で売る続ければコメの値段は落ち着く。コメを投機の材料にしている連中は、あわてるだろう。政府もコメの値段に敏感にならなければいけない。コメの値段が下がれば、石破総理の支持率もあがる。石破総理にとって政治手腕が試される。強い指導力が求められている。石破総理、チャンスですよ。俺がコメの値段を下げたと自慢できるではないですか。