
昨日の夜は、永野護の漫画「ファイブスター物語」の設定集『F.S.S.DESIGNS 6 XROSS JAMMER』を読んでいました。
「ファイブスター物語」は物語が発表される前に設定が発表されたという変わった作品。
昔々、友人に勧められて初めて「ファイブスター物語」の一巻を読んだ時は何が何だかわけがわかりませんでした。
「ファイブスター物語」を理解するには本編だけでなく別に発表されている設定も読み込まなくてはならない、と友人に言われて私は「面倒~」と思いながらせっせと設定の年表やらキャラクターやらを読み込んだものです。
考えてみると歴史小説の楽しみ方に近いかもしんない。
この物語は年表が発表されていて大まかなところでは何が起こるか分かっている。
キャラクター達も物語に登場する以前に設定集で発表されていている。
一応分かっていることを本編で物語としてどう切り取っているのかを楽しむ物語で、フィクションとノンフィクションの違いはあるけど歴史小説のように楽しんだほうがいいかもしんない。
ただ本編は物凄く不親切で分からない者は置いてけぼりにされてしまう。
歴史をあまり知らないと歴史小説がそんなに面白くないのと同様に、「ファイブスター物語」では設定を読み込んでいないとあまり楽しめない。
本編と一緒に数ある設定集を含めて「ファイブスター物語」なのだそうです。
面倒なお話であります。
でも私は好きなのです。
F.S.S.DESIGNSの第六弾も面白かったですよ。
早く15巻を出してくださいな。
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