昨日の夜は、原田マハの小説『でーれーガールズ』を読んでいました。
売れっ子の漫画家である佐々岡鮎子は母校の創立記念で講演会を引き受けて、27年ぶりに高校時代を過ごした岡山にやってきた。
講演会前々日。高校の同窓会が開かれて鮎子は27年ぶりに高校時代の友人達と再会する。
鮎子が高校時代の親友・秋本武美を探していると……。
1980年。東京から岡山市の女子高に転校してきた鮎子はクラスに友達がいない。
クラスメイト達が喋る岡山の方言に吃驚しつつ彼女達の輪に入ろうと無理やり岡山の方言を連発していたら、「でーれー佐々岡」という本人にとって不名誉な綽名がついてしまった。
ある日偶然、鮎子は日頃から書き溜めていた恋愛漫画をクラスメイトの武美に見られてしまう。
鮎子は、鮎子が書いた恋愛漫画に夢中になった武美と仲良くなるのだけれども……。
現在と高校生の頃の過去が交互に語られていく構成になっています。
瑞々しくて甘酸っぱくて爽やかで切ないお話です。
学生時代の過去の所業(←悪行ともいう)をたくさん思い出していしまいました。
面白かったですよ。
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