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チェルノブイリの教訓に、膨大な除染の負担や恐怖感による社会混乱やデマによる風評被害や避難者のストレスなどがあるのだけれども、私達はそれらの教訓を活かすことは出来ませんでした。
「東北地方は人が住めなくなる」とか「関東地方も人は住めなくなる」とか「放射能が来る」とか述べて散々煽っていた人達はメディアは、東京オリンピックを誘致していた時も東京とは関係ない原発事故のことを持ち出してオリンピックを政治利用しました。
その時に全世界に流された風評被害は甚大な被害です。
東北地方全域の農作物と海産物の輸出に多大な被害を与えました。
そして火力発電に切り替わった為に流出したお金は約15兆円という莫大な額です。これだけの資金があればどれだけのことができることか。
さらに「東北地方は人が住めなくなる」とか「関東地方も人は住めなくなる」とか「放射能が来る」とか述べて散々煽っていた人達は、熊本地震の際に「鹿児島県の川内原子力発電所を停めろ」と騒ぎました。
もしあの時に川内原発を停めていたら南九州全域が停電になっていた可能性があるにもかかわらずです。
余震が続く中で南九州全域が停電になったなら、被害は甚大なものになっていたでしょう。そして復旧速度は一気に低下したはずです。
そもそも福島第一原発の事故で水素爆発を起こした4号機は稼働していませんでした。停めるだけでは危険度はそれほど下がらないのです。
そして余震が続く中で稼働しているものを停める方が危険です。
「東北地方は人が住めなくなる」とか「関東地方も人は住めなくなる」とか「放射能が来る」とか述べて散々煽っていた人達の中である有名人は、「停めた後はどうするのか?」という問いには「そんなものは知らん」と嘯きました。
「東北地方は人が住めなくなる」とか「関東地方も人は住めなくなる」とか「放射能が来る」とか述べて散々煽っていた人達は、風評被害に対しては何ら対応策を取っていません。
煽るだけ煽って「後は知らん」と無責任な態度でいる人達を私は支持する気にはなりません。
原発が無い社会を本気で考えている人達は、無責任に煽るだけ煽った人達やメディアと縁を切るべきです。
無責任に煽るだけ煽った人達はメディアは、被災地とそれ以外の地域の対立を煽り人々の間に分断をもたらしただけです。
そして、反原発派と原発容認派の対立を煽り人々の間に分断をもたらしただけです。
本来は、反原発派と原発容認派の間で共に話し合えるテーマがいくつもいくつも存在していました。
無責任に煽るだけ煽った人達はメディアは、対立を煽り人々の間に分断をもたらして有意義な話し合いのできる場を潰してしまいました。
原発が無い社会を本気で考えている人達は、無責任に煽るだけ煽った人達やメディアと縁を切るべきです。
無責任に煽るだけ煽った人達やメディアを利する行為は、結局、原発が無い社会を本気で考えている人達が損をする結果になる。そう私は思えるのです。
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