
ちょっと人数が多いから分ける。進ノ介はタケルに次ぐ出番の多さで刑事としての描写がメイン。変身できなくても何とかしようとする進ノ介特有の立ち位置がある。生身アクションでは一番打撃力のありそうな相手にボコられていたが変身ターンが早かった為、今作多かった病院送りにまではされることはなかった。警官隊の仇も討ち、基本シリアスに締めた。霧子のその後もチラリと描かれたりもした。ベルトさん召喚の都合上、鎧武とセットになっている。
助っ人風来坊な晴人はいつの間にかムキムキにっ! 生身でも強く、変身後は指輪パンチに、フォームチェンジをしてもひたすら肉弾戦と、すっかりパワー系になっていた。使用のインフィニティーリングは異世界でゲットしたモノ。久し振り過ぎてドーナツの食べ方にやや戸惑っていた印象。
鎧武は中の人の都合で変身体のまま、ライブラリ音声ということもあって終始ハイテンションで神様業のストレス発散に来た感ありあり。さほど因縁の無い女怪人に「ぜってぇ許せねェっ!!」と襲い掛かり滅殺していた。怖っ。
タケルの対パックマンフォームと対ハテナバグスター(異様に強い)フォームはまた描きます。タケルは能力を奪われ、感染し、ボコられ、何よりゴーストでなくなったから死にかけてもダメージ無効にはできないことに上手く対応できていない様子で例によって死にかけ、とくに御成によって本格的に殺されそうにもなっていた。しかし、永夢に勇気を伝え、意外とアカリを想ってることも描かれた。ゴーストの能力は不死身と不可視によるところが大きかったんだなぁ。
生身の歴代ライダー揃い踏みはやはり燃えるっ! それぞれ出番のバランスからするとこれくらいゲスト人数がちょうどいいのかもしれない。ちょっと敵の数が足りない気もしたけどね。