「介護師になりたい！」そう言った娘

「お父さん、私が大人になってなりたいもの見つけたよ」
「当ててみて」

前々から動物と子供が好きな娘です。

「保母さん？」
「違う」
「じゃあ、動物病院の看護婦さん？」
「違うよ！　わかんないかな・・・」

「私、大人になったら介護師になりたいんだ。おばあちゃんや、おじいちゃん達と一緒に遊んであげるんだ」

と、ニコニコしながら話してくれました。
側で妻がその会話を聞いていました。

今年の5月まで、寝たきりの母を在宅介護をしていました。
娘や息子は、介護をする私達を見てきたのです。
いろいろと大変なことや、緊急で突発的なことも見てきたはずです。
時には、おむつ交換や食事の世話のサポートしてくれたりしました。

娘は安らいだ状態の母のそばで、話しかけたり、時にはベッドで添い寝してみたり。積極的に優しく付き合ってくれました。口の利けない母の目の動き、表情を見て感じていたのでしょう。娘は、母が大好きでした。

今も毎朝晩、母の写真を置いた仏壇の前で一人線香に火を付け手を合わせる娘です。
「おばあちゃん、おはようございます」
「おばあちゃん、これから行って来るからね」
声に出して話しかけています。

その姿を見ていると、感動します。優しい娘だと思います（親ばかです）

わずかな期間でも在宅介護をして本当に良かったと思いました。介護師さんの大変な姿も施設に行ったときに見ています。それを知って、知らずかはわかりません。
でも、「介護師になりたい」と本人自ら、私に話してくれたのです。

なんか、とってもうれしかった


写真は、昨年の11月、存命中の母に食事の世話をしている写真です。

気づきの言葉：ふと目に止まった文章

短い文章にも、気づかされる言葉がたくさんあります。

「幸せは、一生かけて作り上げるもの」
「負けないことが幸せ」

幸せの形にはいろいろあるかもしれません。でも幸せの状態とは、形や物質的なものではなく、感情やその人の「心」で感じるものだと私は思います。

今年の5月9日の母の他界。
同じ月の19日には、家内の乳がんの手術。

不安と不幸の極地でした。
しかし、それを乗り越えさせてくれたのが、家族と友人の励まし、
そしてこのブログで知り合った友人の励ましの言葉でした。

多くの方に意識してもらって、応援してくれて・・・
本当に感謝です、ありがたいです。

家族を大切に、友人を大切にしていきたいと思います。
おかげさまで、家内は元気になりました！
お盆休みは、家族4人で福島に行ってきました。

昨日、妻と娘は品川の水族館に2人で遊びに行きました。
楽しかったそうです。

抗がん剤の治療と放射線の治療は続きますが、妻は頑張っています！

感謝！

子供の夏休み、読書感想文が残ってる

早いもので、8月の24日になりました。

夏の終わりが見えてきました。

2人の子供は、宿題完成に追われています。
「イヤだななー、めんどくさいなー」とぼやきながらも、ちゃんとやろうとする態度が偉いと思いました。

息子は最後に読書感想文が残っているのです。
図書券が残っていたので、1500円分彼にあげました。

まだ買いに行ってないようです。
迷いがあるみたい。

薄い本で、あとがきがたぷりあるような本がいいそうです。
「あとがきがしっかりあると、感想文が書きやすいんだよ」
だそうです。

つまり、「引用」＝「パクリ」ということでしょう（笑）

いまは、まあ、それでもいいじゃないかなあ、なんて私は思っています。

中学校時代に読ませたい本、いろいろありますね。
でも、あまりに多すぎて困ってしまいます。
反抗期なんで、私が勧めてもあまり読まないですが。

いままで勧めたことにより、彼が読んだ本の一例を上げますと、
「グッド・ラック」「チーズはどこへ消えた」「レ・ミゼラブル」「岩窟王」「三国志、漫画版」（順不同）と、いろいろです。

中学生を持つ親が、これだけは読ませたい本「ベスト３」みたいなのって、あるのかなあ・・・
ネットで調べてみようと思いました。

親の私、読書量はそれほど多くはありません。
でも、いままた三国志、一巻から読み始めました。
人がいっぱい出てきてワケがわからなくなりますが、深い。

これで２回目です。
じっくりと精読してみよう。