伊豆沼からは石巻線に乗って石巻へ、着いたのは10時過ぎ。12時発の田代島行きの船まではまだ時間があるので市内を暫く散策した。その日はちょうど成人の日だったのだが、通りには祭日の華やかさはなく、シャッターが下りている店も多く閑散としていた。
石巻駅構内
駅舎や通りには石森章太郎関連のフィギュァが飾られている。
マンホールの蓋までも
旧北上川にかかる橋を渡った先に石ノ森萬画館の建物が見えてきた。入館料は大人800円と少々高いので見るのは外観だけ。
すぐ傍に旧ハリストス正教会の教会堂があった
これも近くにあった岡田座という映画館兼演劇場。
出航時間が迫ってきたので網地島ラインの港まで歩くことにした。
これが乗った船マーメイド号、二階建ての立派な船だった。
乗ったのは地元の人だけで10人ほど、冬の時期は観光客は少なく大抵こんなものだと係りの人は言う。
40分足らずで島影が近づいてきた。
着いたのは大泊港、閑散とした港に腰の大きく曲がった老婆が船まで荷を受け取りに来ていた。港の片隅では七〇をとうに越えたと思われる老人がゆっくりと網の修理をしていた。乗ってきた船は小さな汽笛をあげ、すぐに立ち去って行った。
暫く大泊の集落をぶらついてみたが、殆ど人気は感じられなかった。生活音がなく、ひっそりと静まり返っていた。集落を抜け、坂を上って猫神社を目指した。途中廃屋が目に付く。
神社といっても鳥居と小さな祠があるだけ。
少し引き返し、島を大廻りしていくことにした。
大六天神社、こちらは立派な建物もある。
島の北西端からは石巻市街が望めた。
島を歩いていると奇妙な形をしたデッドツリーが目立つ。
幾つか組写真にしてみた。
島の南端まで来た。薬効の井戸といわれる井戸の跡。
三ツ石観音
岬の突端には小さなエビス様が置かれている。
その視線の先には大謀網。豊漁と安全をこの小さな像に託したのだろうか。
海に落ちていく夕日がただひたすら美しかった。
<長くなりすぎたのでこの辺で>
石巻駅構内
駅舎や通りには石森章太郎関連のフィギュァが飾られている。
マンホールの蓋までも
旧北上川にかかる橋を渡った先に石ノ森萬画館の建物が見えてきた。入館料は大人800円と少々高いので見るのは外観だけ。
すぐ傍に旧ハリストス正教会の教会堂があった
これも近くにあった岡田座という映画館兼演劇場。
出航時間が迫ってきたので網地島ラインの港まで歩くことにした。
これが乗った船マーメイド号、二階建ての立派な船だった。
乗ったのは地元の人だけで10人ほど、冬の時期は観光客は少なく大抵こんなものだと係りの人は言う。
40分足らずで島影が近づいてきた。
着いたのは大泊港、閑散とした港に腰の大きく曲がった老婆が船まで荷を受け取りに来ていた。港の片隅では七〇をとうに越えたと思われる老人がゆっくりと網の修理をしていた。乗ってきた船は小さな汽笛をあげ、すぐに立ち去って行った。
暫く大泊の集落をぶらついてみたが、殆ど人気は感じられなかった。生活音がなく、ひっそりと静まり返っていた。集落を抜け、坂を上って猫神社を目指した。途中廃屋が目に付く。
神社といっても鳥居と小さな祠があるだけ。
少し引き返し、島を大廻りしていくことにした。
大六天神社、こちらは立派な建物もある。
島の北西端からは石巻市街が望めた。
島を歩いていると奇妙な形をしたデッドツリーが目立つ。
幾つか組写真にしてみた。
島の南端まで来た。薬効の井戸といわれる井戸の跡。
三ツ石観音
岬の突端には小さなエビス様が置かれている。
その視線の先には大謀網。豊漁と安全をこの小さな像に託したのだろうか。
海に落ちていく夕日がただひたすら美しかった。
<長くなりすぎたのでこの辺で>