多摩川の中流域、是政橋付近の河原で寝そべっていたら、ジョウビタキの番が嬉しくも異常接近してきた。誰かが餌付けしたのだろうか、目の前2,3mほどの岩に止まってはポーズを繰り返しとってくれた。
警戒しながらもすこしずつ近づいてきている。
何か訴えるような
こんなに可愛いんだから
モデルのように左右にポーズを決めて
なんて細い脚だ
羽毛が微風に揺れて、逆毛だってもなお可愛い
後ろ姿も
夕陽に染まって
暫く周囲を飛び回っていたのだが、急に飛び去って行ってしまった。ああ残念…と思っていたら、今度は近くにオスがやってきた。遠くの枝からこちらの様子を窺っている。
だんだんと近づいてきて、さっきまで雌のいた岩に止まった。
一生懸命体を膨らましている
つぶらな瞳が何とも眩しい
最後の決めポーズ
野鳥の姿を見つけては、何とかカメラに収めようと、そっと忍び寄っては逃げられるというこの日はそんな繰り返しの一日だったのに……。求めたら逃げられ、何もせずボーっとしていたら向こうからやってくる、人生もそんなものかもしれない。まあ何はともあれ、何とも制服の着ない、つまりは至福のひと時だった。
警戒しながらもすこしずつ近づいてきている。
何か訴えるような
こんなに可愛いんだから
モデルのように左右にポーズを決めて
なんて細い脚だ
羽毛が微風に揺れて、逆毛だってもなお可愛い
後ろ姿も
夕陽に染まって
暫く周囲を飛び回っていたのだが、急に飛び去って行ってしまった。ああ残念…と思っていたら、今度は近くにオスがやってきた。遠くの枝からこちらの様子を窺っている。
だんだんと近づいてきて、さっきまで雌のいた岩に止まった。
一生懸命体を膨らましている
つぶらな瞳が何とも眩しい
最後の決めポーズ
野鳥の姿を見つけては、何とかカメラに収めようと、そっと忍び寄っては逃げられるというこの日はそんな繰り返しの一日だったのに……。求めたら逃げられ、何もせずボーっとしていたら向こうからやってくる、人生もそんなものかもしれない。まあ何はともあれ、何とも制服の着ない、つまりは至福のひと時だった。