11月中旬久しぶりに東大和市にある都薬用植物園を訪ねた。一部色づき始めた木はあるものの、まだ紅葉には間があるようだ。
カエンキセワタ
トウワタ
これは恐らくツメレンゲの仲間だったか、メモをし忘れたので自信ない
色づき始めたミミガタテンナンショウの実
マネキグサ(シソ科オドリコソウ属)は暗紅紫色の花を咲かし、人を手招きするような花の形から名がついた。花に劣らず、実も何ともユニークな形をしている。
モリアザミ
インボルクラタ。ラクサ科ピレア属. 学名 Pilea involucrata. 原産地 パナマ~南アメリカ北部、西インド諸島. 多年草とある
10年ほど前に健康被害で騒がれたアメマシバの実
いかにもとげとげが強烈な毒性を思わせるケチョウセンアサガオの実
これはそんなに珍しくない、クチナシの実
この時期あまり花は咲いていない。頭上にはナツツバキの紅葉
茶の花
とりどりに染まったノブドウの実
これはちょっと珍しいかなカンレンボク。中国の揚子江以南 が原産地で、日本には大正時代に入ってきたらしい。小さなバナナを寄せ集めたような実が特徴的だ。ミズキの仲間。
最近はよく見かけるようになったコダチダリアの花。皇帝ダリアともいい花の高さは4,5mにも達する。原産地はメキシコだとか。
アカソバの花
奥多摩の低山を晩秋から初冬にかけて歩いていると、よく見かけるシモバシラ。最近ではこの花は本来の花より、冬の時期茎の吸い上げた水が氷結して氷の花を咲かすことで人々の関心を呼んでいる。
ユニークな形の花のアキチョウジ
虫にも同名のものがあるが、これはれっきとしたキク科の植物で生薬にも使われる。花は白いが枯れるとこうなる。
もうすでに咲いていたアメリカマンサクの花
ヤブムラサキはムラサキシキブと似ているが、葉に毛が多いので識別できる。
クイズ、これは何の花だろう
答えは次の写真の下。
フユザンショウの実。フユザンショウはサンショウ属の仲間だが常緑。
(答)トウガラシの花
キンゴウカンの花。キンゴウカンと音で聴いても何の花かわからないが、漢字で「金合歓」と書くと合点がいく
お終いは 縞々の赤や緑の実がかわいいリュウキュウカラスウリ
おまけ、シジミチョウのオスがメス相手に一生懸命求愛ダンスをしていた。
この辺で。