野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

赤城自然園②

2010-11-18 | 植物園
 


<前回からの続き>昆虫館からはカブトムシの森とチョウの原っぱ方面へ向かった。身体を錦秋のモミジ色に染めながら、真っ盛りの紅葉の中を行く。静寂の中落ち葉を踏みしめる音だけが響く。









 ウバユリの種は飛び散っていてもう空っぽだ。




 半分だけ種の落ちたマムシグサの実は何とも愛嬌者だ。



 この辺にはウラシマソウが多かったから、これもその実だろうか




 チョウの原っぱにやってきた。この辺りは日当たりが良いせいか、まだ花が霜に負けずに残っていた。
 ヤマラッキョウの花はお気に入りの花の一つ






 アキチョウジ



 ハバヤマボクチとあった



 カワラナデシコの花も一輪だけ咲いていた



 昆虫広場では落ち葉を集めて、昆虫の生態調査をしているようだ。



 これはアナバチの調査のためのものらしい



 コナラ林をぬけた。









 
 ナナフシ橋を再び渡り、四季の森ゾーンへ入った。







 左に折れアカマツ林に向かう。









 松の緑とツツジの朱色のコントラストが美しい








 森の遊び場、この辺は子供連れの客が多い。広い静かな森の中を自由に歓声を上げながら走り回る子供を見ているのも楽しい。








 

 この後は炭焼き小屋に寄って、前回同様炭を使った匂い消しのお土産を作ってもらった。



お花畑を通って芝生広場へ、一帯はカエデ林となっているが、この辺のカエデはもう枯れ始めている木が多い。










 アジサイやトリカブトの咲き残り






 セゾンガーデンに戻ってきた。シャクナゲの谷にはカエデも多い



 入口まで戻る後少しの間、最後の紅葉を味わう。






 園内の遊歩道を殆ど歩き通して 入口に戻ってきたのは3時間後だった。晩秋の一日を自然の中で伸びやかに味わいながら過ごすことができた。この充実感。入園料1000円では買えない価値が充分にある。休園や廃園することなくいつまでも続いてほしいものだ。
 尚赤城自然園の開園日は金土日月と祝日で、11月までいっぱいとなっている。

最新の画像もっと見る