寒い春で花がなかなか咲かないと嘆いていたら、そう悪いことばかりではなかった。それはそれで良いこともあるもので、青梅に梅を見に行ったら、ついでに桜も咲き出していて、なんと同じ日に梅桜の両方を見ることができた。
青梅梅の公園は今年は4月8日で梅祭りが終わっていて、無料で入場できた。肝心の梅はまだまだ見頃。
サンシュユも咲いていて、紅白の梅と合わせ三色がそろった。背景の青空まで入れたら4色そろい踏みだぁ。
まぁ早咲きの梅は散りかけているのだが、全体としてはどうしてまだまだ見られる。
にょきっと突き出た松がなんかワイルドでいい
玄海つつじも咲いていて、春らしくとても華やか。
祭り期間中ほどではないが、平日なのだが結構人も絶えなかった。
山の斜面にしだれ梅を十数本配し、滝の流れを表現したのだとか、うーん気持ちはわかるのだが……。
この日は風もなく、シャツ一枚でも汗が出るほどでとても暑かった。
ひときわ大きな声でガビチョウが鶯に真似た囀りをしていた。
昼を梅の公園で食べてから、青梅駅近くの梅岩寺に寄った。ここの枝垂桜はとてもきれいなのだが、まだ咲き出したばかりで2,3分咲きといったところか。
さらに近くの釡の淵公園にも寄ってみたが、ここもやはりまだ2,3分咲きといったところ。
もう少し満開の桜を見たくなって多摩湖にも寄った。
夕方になる前、今日一日の締めにと桜の名所小金井公園にも立ち寄った。平日にもかかわらず、たくさんの人が花見に詰めかけていた。
いつもは10日ほど早く咲く寒緋桜も桜と同時に咲いていた。
散る桜 残る桜も 散る桜 ー良寛の辞世の句といわれる
この辺で。