野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

尾瀬夏色

2013-08-03 | ハイキング

 

 夏真っ盛りの尾瀬を一泊2日で歩いてきた。 戸倉に車を止め鳩待峠へ。この日は日曜日(7月28日)だったが8時過ぎだったので、ツアー客はとうに尾瀬に入った後で峠は空いていた。

 

 殆どの人が行く山の鼻コースは避け、アヤメ平に向かう。暫くはじめじめとした暗い林の中を少しずつ登っていく。

迎えてくれたのはツクバネソウ、ユキザサ、ゴゼンタチバナ、そしてこんな薄暗に山道にふさわしいギンリョウソウ。いずれも地味な花だが、それぞれに個性があってどれも味わいがある花だ。

 

 ハリブキが真っ赤な実を熟している

 

 旬を迎えて美しいオトギリソウ

 

 ズダヤクシュ

 

 一時間と少しで横田代へ到着、視界が一挙に広がるこの快感は2度目だがやはり爽快だ。

 

 

 一面に広がるのは黄色の花はキンコウカ

 

 

蕊のオレンジ色がアクセントを加えている。

 

 目を凝らすと湿原はたくさんの小さな花たちで蔽われている。

ヒメシャクナゲ

 

タテヤマリンドウ

 

 

 ウラジロヨウラク

 

ホツツジ

 

 トンボソウの仲間も多い、左はキソチドリ?

 

 木道にはトンボがたくさん止まっている。これは初めて見たカオジロトンボ、名前の通り顔が白いのだがこの写真では少しわかりにくいようだ。

 

 数は少ないが尾瀬の夏を代表するニッコウキスゲ

 

木道は曲がりくねっていく

 

オゼヌマアザミ

 

 トキソウ

 

アサヒラン

 

 ネバリノギラン

 

 オゼヌマギクはまだ開花していない

 

 ワレモコウとコオニユリ

 

 

中原山を過ぎ、アヤメ平へ。真ん前に燧ケ岳が見えてきた。

 

木道の傍らではコバイケイソウが挨拶している

 

 2時間ほどで富士見峠に着いた。さっきまで晴れていた空は俄かに雨模様となり、あっという間に降り出してきた。

 

木陰で素早く昼食を済ませ、竜宮へと急いだ。

キツリフネ

 

オオマルバノホロシ

 

 

1時間と少しで やっと尾瀬ヶ原が見えてきた。

 

 竜宮からはゆっくり歩いて見晴へ。時間はまだ3時前なのだが宿に入ることにした。

 

 

 この辺で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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